保育園で0、1、2歳児の「絵の具遊び」の設定保育をしてきました。使った絵の具は、ペンてるの「ゆびえのぐ」。下に紹介するのは2歳児の様子。こうして彼らは自らの身体を通して、自分の世界を広げていきます。
この写真から、子供の興味関心はどこにあったのかということを、想像してみてください。できたら、何人かで気がついたことを話し合ってみるとさらに面白いでしょう。




下の写真は活動後のパレットの様子。ここにも、その子、その子の興味・関心の違いがあらわれています。

(2歳児の活動の環境)
⚫︎椅子に座って机に向かっての活動。
⚫︎絵の具は赤・青・黄色の指絵の具。この色を選んだのは、子どもたちが、色に興味を持ってきていて、この色なら知っていて親しみを持つと考えたからです。
⚫︎「ゆびえのぐ」は少し温めて使っています(体温以下)。
⚫︎小さなスポンジを用意しました。絵の具に触れることに抵抗を持っている子がいるであろうことと、スタンピングの面白さも味わえます。予想通り、全員、最後は指で。
⚫︎支持体は白ボール紙。ハードに動いてもしっかりと活動を受け止めてくれます。また、ツルツルしているので気持ちが良いです。
⚫︎使っているうちに絵の具の伸びやかさが弱まるため、パレットに水を少し追加しました。ただし水は、絵の具の近くに(上からではなく)出しただけです。どうするかは子どもの判断。中にはさらに「水ください」ということも出てきました。そのことも、その子の発見です。
⚫︎後で気が付きましたが、パレットに色を置く順番ですが、赤・黄・青とした方が、緑、黄緑など柔らかい色がもっと生まれたように思います。後で白も少し、追加しました。家に持ち帰った時に、少し明るく見えるのもいいかなと考えたからです。
(1歳児)1歳児も初めての絵の具。紙はケント紙にしました。紙が動いてしまわないようにまずキングテープでとめています。2歳児よりは小さい紙です。活動の興味の中心は感触だと想定していましたが、それでも、色は、黄緑を中心に優しい感じになるようにしました。なんとなく植物を感じさせるような色になればと考え、黄色とピンクを少し、加えました。
(0歳児)丁寧に関わらないと、泣き出してしまいます。服装は、明るい色を着ていきます。笑顔で近づきますが、先生の傍からそっとトレイに入れた指絵の具を出しました。しばらく、見ていて、やっと触り出す子、口に入れようとする子、だんだん大胆になっていく子、どの子も、自分で世界を広げています。0歳児の面白さはこの写真ではほとんど伝わりません。その魅力は指や手の動きと表情にあるのです。戸惑ったり、泣き出したり、笑顔になったり。まさに新たな世界に触れる瞬間です。本当はこの瞬間こそ、親御さんに見て欲しいです。でも先生方は写真をしっかり撮っていますから、親御さんと感動を共有できるでしょう。
今回の0歳児には、絵の具の粘土が高すぎたかもしれません。今度は、もっとトロリとした感じにします。
*0,1.2歳児での設定保育(造形教室)は、9月以降であることをご留意ください。
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