「つなげる力」
2005年 08月 24日
☆スティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ
それは「つなげる力(関連づけて考える力)」が高いということです。
彼は、これまでやってきた一見無関係とも思えることを、後になって価値ある事として再発見し、それらをつなげ、さらに価値を高めていっています。
彼はスピーチの中で「点と点をつなげる」と言っています。
これまで私は美術教育で養うべき力として「つなげる力」を育むということを考えてきています。このスピーチに特に共感しました。
そして 教師自身も各題材で育む力を有機的につなげながら、学びを深めていく視点が必要と思います。
☆基礎・基本をもとに題材と題材が密接に関連しあう
その基本的な考え方を教えて下さったのが私が教育実習に行かせていただいたとき、当時30代の角力山(すもやま)旭先生でした。
美術の先生って、「ここまでやるの?そんなに深いの?」と驚き、感動したのを覚えています。
「山崎君、美術の授業ってね、手を抜こうと思えば、いくらでも手を抜けるんだよ。」「美術の教師はプリント一枚でも美術教師らしさを見せないとね」「美術の授業なんだから、とにかく視覚で訴えて、感じさせていくことが大事です。」そしてもっとも大事な指摘は「その題材を通してどんな力を育てるかが大事だし、単発で題材を考えていては、養い、伸ばし、高めていくことができないでしょ。(養い、伸ばし、高めは指導要領の言葉・新川昭一氏)」「各題材の関連性が大事ですよ」といったようなお話をしてくださいました。今でも鮮明に覚えています。
「つなげる力」の発想のベースとなっていると思っています。
その角力山先生から、夜遅くまで何度も指導していただいて書いた指導案をなぜか最近見ていたのです。

自分自身の中の点をつなげることと、他者と深いところの点で繋がることと、それはやっぱりどこか同じ質のものごとなのでしょうか・・・。
10月にスクーリングで東京に行くのですが、「図工大好き子ども美術展も見られたらいいなあ、と思っております。
bokemiさんもがんばってますね。スクーリングですか。東京で何かおもしろい情報があったら教えてくださいね。
分類したり定義することによってわかりやすくなることもありますが、その作業は果てしなく些末なものになりがちです。
全体を見失ってしまう場合もあります。
我々は教科性に囚われてしまい、縄張り争いに夢中になってしまう傾向があります。美術が、国語が、英語が、情報が子どもの成長には不可欠なのだと。
学びの共通性の発見。偏りの無い学習環境の整備。我々指導者も「つなげる力」が必要ですね。
ジョブズの考え方好きですね。AppleのキャッチコピーのThink differentというのも好きな言葉ですが、彼のものなのですかね?
「教科性に囚われた縄張り争い」は避けたいところですね。教科のくくり方自体に無理があるわけで、例えば語学・自然科学・哲学・芸術・健康・衣食なんてくくりかたでいいかもしれないし。おっしゃるとおり学ぶというのは、教科等の枠組みを超えた作業ですよね。でも、世間やら教員さえもそういう偏見にとらわれているのは困ったもんだ。だから「つなげる力」を結集した「結果」を見せてやらないと。まずは魅力かな、macが素晴らしかったからジョブズの考えを聞いてみようと思うわけだし。
昨日の私の記事に書きましたが、プロジェクトをしてきましたが、時間が少ない時には欲張ったことを考えてはいけないと反省しました。
スティーブ・ジョブスのスピーチ、私も読みました。感激ですね。
さかいさんが言われる通り私たちの「つなげる力」もとわれているわけです。
うーん、最近やっているのは総合学習ばかり。とりわけ環境教育にも興味があったりして…。
以前、数学の先生と数学と美術の話をしました。おもしろかったあ。一昨日は美術の構想で国語の先生に相談。うーん、美術って守備範囲がひろいのですよね。
ところで、時間が少ない中でいろいろ盛り込むって私がやっていつも反省するんです。気をつけないと。
こちらの記事で、ジョブズ氏のスピーチを知り、とても心に染みました。
それに、yumemasaさんが取り組んでいらっしゃる「命」をテーマとした課題についても、興味深く感じています。
それらに触発されて、私もいろいろと考えた事を記事にしていきたいと思い、今回トラックバック&コメントさせて頂きました。
ジョブズ氏のメッセージも、「命」をテーマにして課題に取り組む事も、若い学生さんたちに伝わるものがあると思います。大切な何かを感じ取るきっかけとなってくれるといいですね。
読ませていただいて考えが深まります。特に「装飾」の話など。
また私の気持ちも高まります。ありがとうざいます。
これからも、どうぞよろしく!若手工芸家のよいものを送り届けたいという思いも中学生に知らせたいなあ。
古い記事にコメントすみません。
最近、中学時代の美術の角力山先生の事を思い出す事があり、
検索してこのブログにたどり着きました。
私は美術が好きな学生だったのですが、角力山先生の授業がとても印象的で、最初の自己紹介から覚えています!
今、私も母になり中学生の息子を持つようになったのですが、息子は美術が苦手です。
あの頃の先生の授業を受けたら美術が好きになるのにな、と感じます。
私は勉強ばかりの中学生でしたが、美術の時間は癒やしでした。
角力山先生からご指導を受けたなんて、とても素敵だなと思いました。
今後、息子にもこのブログを見せたいと思います。
このコメントを読めて
改めて角力山先生に感謝します。私も自称教え子です。
息子さんもいらしてくれると嬉しいです。














