美術の授業に海外視察研修制度導入

学び合う美術の授業はいいですね。私の授業では、他の人の活動を見に行く時間をつくっています。やっていることは、こちらで指示して見にいくようにさせているわけですが、言い方が違います。
1年生ではじめた方法です。

グループの形になって制作している時、自分のいるグループを自分の国と考え、他のグループは別の国と見立てます。そこで、「他の国ではどんな取り組みをしているのか、見てきてくださいね〜視察研修してきましょう。」とするわけです。こうして世界の国々は学びあいながら進歩してきたのだという説明も加えます。いい感じに学び合う雰囲気ができるようになりました。生徒の言動や視線から、研修を自分ごととしてやっている感じがわかります。
例えば、この写真は「幸せ」をテーマに、生徒各々かなり違う表現をしています。そういう時の海外視察研修は、かなり興味を持って取り組んでいます。
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下の2枚の写真が海外視察研修の様子です。
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立って歩いている生徒ちは、海外視察研修中です。同時にすべてのグループは動かしません。時間差で見るため、制作中の子に、質問をすることがでますし、制作中の方法も姿も見れます。なお、「全員の作品を見てください、たとえ、数秒でも、見ると見ないでは違います」と補足します。
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海外視察研修の実体験をもとに、今後の授業で、美術文化の発展や成り立ち、あるいは、美術表現で学ぶということについて関連づけて扱っていく予定です。多くの画家やデザイナー、工芸家も様々なところから学んできているということを感じ取らせたいです。それは子供達の学ぶ動機をさらに高めていくはずです。学び方を学ぶということになります。

ところで、この「幸せ」を表現する授業。三澤一実さんが提唱する「造形実験」や田中真二朗さんの「1枚の紙から」から学んで、作ったものです。まだまだ改善の余地があります。

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by yumemasa | 2024-03-07 15:57 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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