JDMA日本デザインマネジメント協会が思春期の若者の育成に乗り出しました。
JDMAには5つの部門がありますが、その中の「創造性教育」部門が、「創造性アカデミア」を設置し、若者の育成のために動き出しました。しかも実際の教育現場と連携しながら。
JDMAメッセージ
JDMA/日本デザインマネジメント協会は創造職種経験者や創造系教育機関の教師経験者などで理事会を構成し、日本の未来に向けて新しい価値創造を振興/支援する主旨で、2020年より活動している団体です。
私達は世界が変革期を迎えた今世紀に、資源に乏しく人口減少、少子高齢化などが進展する日本において、幸せな社会変革を遂げていく核となる要素を『創造性』だと確信しています。今後はプロの創造職種に限らず、一般社会のあらゆるジャンルで創造性を発揮する人材が必要不可欠な時代を迎えました。こうした観点から創造性溢れる『人づくり』こそが今後の重要課題と捉えました。
そこで、JDMA創造性教育アカデミアを設置して『イイね・創造人!』を発信する事としました。本書はWEB発信している内容をもとに、基礎的で普遍的内容に絞って創造性を紹介しています。感受性が強く人生観や職業観に目覚める思春期の皆さんや、保護者、教育者の方々も含めてお役に立てば幸いです。
JDMAは未来社会のあらゆるジャンルで創造性溢れる次世代人材が活躍して「創造立国」を実現していく一助になればと願って、本活動を推進しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「創造性教育」部門の理事は菅原重昭さんと高嶋晋治さんです。お二人はプロダクトデザイナーとして TOYOTA MR2 や HONDA アコードのデザインをしてきました、大学でもデザイン教育に取り組んでいます。
彼らが中心となって、山崎や中学校の先生と連携しながら、準備を進めてきました。お二人は中学校学習指導要領も踏まえながら、現場の先生に丁寧な聞き取り調査をしたり、実際に中学校のデザインの授業を参観するなどしながら、意見交流を重ねて準備を進めてきました。