評価は子どもを元気にするものでなくちゃならない |

田園学園女子大学
野口 克海教授 著
(この本は非売品ですが、日本文教出版株式会社に 送料実費1冊につき200円を切手にて同封のうえ請求すれば入手できます)
これは先週稚内で聴いてきた講演のベースとなっている本です。
私は「評価とは本来温かいもの」と思っていましたので共感しました。
また評価と言えばとにかく「4観点による評価」という感じですが、説明責任あるいはより客観的な評価ということで、実質的には4観点による「評定」(評価ではなく)になってしまっています。
それを真剣にやろうとすればするほど息苦しく、教師はチェック屋になっていきがちです。
そして時間に追われていく。
実はこの4観点「評定」が導入する前に毎時間4観点による評定を細かく実施したことがあります。私が変わりました。生徒を見る目が変わったのです。それはモノサシによる目でした。ですからこれにこだわりすぎて規準を細かく設定しすぎないようにしていたのです。
同じ考え方の人がいて安心したというのが正直なところです。


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