ヘラクレスカブトムシが羽化!

昨夜、娘が「父ちゃん、2階に来て!」「何よ?」「いいから来てって!」そして娘はヘラクレスの飼育箱を指差した。うーん、もしかして羽化?ふたを開けると土の中から角が見えた。感激の瞬間である。
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メスはつい最近あの世にいってしまたのですが…。
それにしても私が小学生の頃、ヘラクレスカブトムシがデパートで展示される(しかも1頭だけ)だけで、もうそれは大イベントだった。
今回羽化したのはヘラクレスリッキー(Dynastes hercules lichyi ヘラクレスには亜種が10以上あります。リッキーはその中の一亜種)というポピュラーなタイプ。
 ただ外国産カブトムシを飼育することにうしろめたさも感じていますが…しかし、この存在感です。すごい。



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しかし、こうやって昆虫の造形を見るとなんとも不思議。ラインが美しい。
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体調は135mm。大きなプラスチック製衣ケースで土替えをしたのは1回だけ。あとは何もせず放置。羽化シーンが見たかったなあ。ちょっと欲張りか。
 小学校生の頃はこんな昆虫に囲まれてくらしたいと思って将来はアフリカかアマゾンで暮らしたいと考えていました。昆虫学者になろうとしていました。しかし、中学校に進んでも勉強はあまりしませんでした。
 あるとき、授業中遊んでいて(それが続いていたのです。その結果、先生の堪忍袋の緒を切る状態。)担任の先生から厳しく(泣くまで)指導され、その時「北海道大学を希望している」という話をしました。まさに担任の芦崎先生は「?!」という感じでした。で家庭学習のアドバイスを受けてその通り実行。

 よくよく考えると今こうした職業につけたのは虫がきっかけだったかもしれません。中学校入学当時の成績は後ろから数えた方が早かったですから。ヘラクレス様々です。いや芦崎先生に感謝ですね。

 今は娘と興味が共通。ラッキー!しかし、まあ、娘の昆虫への興味もやや薄れてきていて一抹の寂しさを感じる父でした。

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ニジイロクワガタ
by yumemasa | 2005-10-08 14:12 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明