11月 稚内で合同教育研究全道集会
2005年 10月 19日
美術教育分科会は稚内南小学校で以下の日程で。
5日(土)8:30受付 9:00-16:30(12:00-13:00昼食)
6日(日)8:30受付 9:00-15:00(12:00-13:00昼食)
なお、5日の夜は美術分科会の皆さんで懇親会も企画しています。楽しくやりましょう。
山崎は共同研究者の立場で参加します。討議では、子どもの姿を大事にしていきたいと思っています。美術教育の研究でこれほど長時間、本気で話せる機会はめったにありません。
個人的には子どもをどうとらえたか、なぜその題材を設定したのか、などは特に美術教育の本質に関わる事なので、その点を重視していきたいと思っています。
また美術教育に取り組む上で課題になっていることも率直に出していただければと思います。
討議では傍聴者を発言できます。ぜひ参加をお願いします。
ところで、この研究集会ですが組合なので、どうも敬遠される方がおられるのは非常にもったいないと思っています。目の前の子ども達をどうとらえ、どう育んでいくべきかを真摯に話しあっていく場です。
こと、図工美術教育では、立場による大きなブレはないと感じています。
このブログで、酒井式を批判するにあたり、あえて学習指導要領をしっかり読んで、指導書などを参考にするよう呼びかけました。(ただし、指導書通りというわけにはいきません。目の前の子ども達は違うわけですから)
「図工の授業で困っているという小学校の先生方へ」という記事は覚悟して書きました。
記事は山崎個人のものですが、共同研究者でもあるわけです。これで共同研究者を降りることになっても仕方がないと思っています。立場が先にあって子どもがあるわけでは、ありませんし。
なんか、こんなこと書いていいのかなあ。
この2日間、いろいろな考え方に触れ、葛藤しながらも、互いに学び合い、高め合えていけるならば最高だと思っています。
私はこれまで様々な研究会に参加してきました。たくさんの考え方にふれていくと、自分の中で迷いもおきたりしますが、これでよいのだと思っています。ただ、迷う時は困ったりしますけれど。でも新たなものが見えてくることも多いのです。稚内でのいろいろな方との出会いを楽しみにしています。
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さて、教研… 確かに組合ということはありますが、私も山崎先生と同じ意見です。組合だからとかどうだとか、そんなこと私は気にしていないというか、気にしたくない…美術という中で、またこの現状の中で、何の柵のない中で純粋に子どもらの作品について討議しあう場がほしい。お互いに抱いている思いを交わす場がほしい。ただそれだけなのです。
だからこそ学習指導要領だって、そうした討議の中でしっかりと話をしていくために知っておくことは然りだと思います。純然たる子どもらのために、授業のために、美術のために… 私はそう思うのです。だって、原点はそこじゃないですか!「立場が先にあって子どもがあるわけではない」という部分、大大大賛成です!!
他の地域はわからないが取り組みに温度差がありすぎる。支会まではお約束、支部にいけばご苦労様、全道全国なんて人ごと…。下手すりゃ「好きだね~」なんて皮肉交じり。そういうこと今まで幾度もありました。
だからしっかり私たちの「本分」を見つめるべきだと思うのです。それが結局、子どもらに帰っていくのですから・・・