美術教育の危機だからこそ、子どもの作品も多くの人に見てほしい(その2)
2005年 10月 30日
これは文部科学省のIT関連の委託事業の一貫です。図工美術教育関連では唯一のものです。なお、単なる作品集とは違います。様々な工夫がなされています。
今後このサイトはさらに発展し、全国の先生と協力しながら、授業での有効活用をめざす研究が進められていきます。
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☆熊本の図工・美術の指導案集
子供達の作品って伸び伸びしたものばかりで、見ていて飽きないです(^^)
こういう子供達の作品を通して教育に携わる方達のネットワークが繋がっていくのは、とても素敵な事だと思います。
色々発展性が見えますし、今後の活動の進展がとても楽しみですね。
それにしてもこれ程の量を管理し運営できているのは、やっぱりそのHPの管理人さんの“熱意”なんでしょうね。
う~ん、熱意の大切さを改めて実感させられましたよ(^^)
膨大な数の作品を分類し、管理し、解説加えたりもしていますから、本当に大変なはず。
そのあたりはLinersさんのお仕事と似ていますね。
このサイト関連でたくさーんの人がつながってきました。すごいことです。熱意ですね。
Webこども美術館ですが、どうしてyumemasaさんが推薦するかわかりません。資料としての価値は別として、そこに掲載されている作品は、日頃yumemasaさんが批判をしている描法となんら変わりのないものが多いと思います。大人の基準に子どもの作品を近づけているだけで、そこには色やかたちが一緒になって、手や目や身体が、感覚とか心地よさなどに反応しているようなものがみられないと感じますがいかがでしょうか?Webを通じて横のつながりが必要と考えるのは私も同感ですが、何というか、実践よりも理論ばかりが先行していて、子どものリアルな姿が抜けているような気がしてなりません。図工という世界にはまだ大きな溝があって、どこかで主義主張の派閥が子どもを抜きにしてうごめいているようです。
ですから、逆に今回酒井式批判サイトをつくりあげる必要がありました。
なお、美術教育が危機にある今は、このように多くの人に向かって発信してくれるサイトの存在もまた大きいと思っています。とりあえず、教科を残すのが最優先事項と思っています。
そうしないと大きな波に飲み込まれそうだからです。
今、美術の教育研究団体でどんなに素晴らしい研究がなされようとも、 教科が消えれば…。実はこの美術教育の危機がここまで来ているとの認識が甘く、今非常にあせっています。「図画工作・美術教育の大切さを訴える」へのご協力もよろしくお願いします。その投稿されるご意見の中に es36_zukoさんのニュアンスも盛り込んでいただければと思っています。