いま、美術教育関係者が取り組むべき最優先課題
2005年 10月 31日
全国造形教育連盟が請願書を出したのに続き、日本美術教育学会が動き出しました。学会のWEBニュースでも「図画工作・美術教育の大切さを訴える」を紹介してくれています。
今は組織的な取り組みはもちろんのこと個人の意見も発信しながら大きな動きをつくってく必要があると思っています。緊急性があります。
次の「教育課程部会(第3期第17回)」は11月7日(月)
議題は教育課程部会の当面の検討課題(例)についてのヒアリング
いま、美術教育関係者が取り組むべき最優先課題は、教科存続の危機から救うことにあると思います。
どんなに素晴らしい授業や研究を深めても、その基盤がなくなってしまったら…。
誰かがやってくれるだろうという意識では…。現場教師としては、日々忙しく、目の前の子ども達が大切です。しかし、未来の子ども達のためにも、やはり今できることをしていく責任もあるはずです。一人の力はあまりにも小さいですが…。
正直な話2008年の「全道造形教育研究大会」の研究準備を進めていましたが今はそれどころではありません。中断です。研究が遅れても仕方がありません。
08年の研究会で「教科が選択制になりました。」なんて言いたくありません。選択として美術が残っても、もう意味がまったく違います。好きな生徒がやればよい教科になってしまうのですから。
なお、選択教科ということについて、中央教育審議会で具体的な案として出ているわけではありませんが、様々な情報を分析するとそのような予測が成り立つということです。
今日、やっと石狩造形教育連盟の事務局の先生と話をしたところです。