見せかけだけのデザイン
2005年 12月 31日
そこに置いてあった各社の機器のボリューム(音量調節用)ノブのデザインのひどさにあきれてしまいました。各社まるで申し合わせたかのように、鏡面仕上げ。まわしてみると手が滑って使いにくことこのうえない。写真は娘のプレイヤーのボリューム。これは2年ほど前に購入したもの。問題なのはそのボリュームノブの重さなのです。重い上に滑りやすい、どうしてここまで使いににくいものを製品化しているのだろ?しかもその悪い部分を各メーカーが同じようにやっている。
一時期、ボリュームはスライド式が主流になったことがありました。しかし、微調整には不向きでした。そのあとはタッチ式。今は写真のようなノブが主流に。
音質やバランスの調整のノブよりも使用頻度の高い音量調節のノブを大きくしているのはよいことだと思います。おそらく、どこかのメーカーがそのようなポリシーでデザインし、それを真似たのでしょう。しかし、どうやら今はそのボリュームノブを見せかけのデザインのために採用しているとしか思えません。
こんなことでいいのか?ヒット商品に似せて製造していけば無難ということなのでしょうか。
ところで、カーオーディオで、タッチ式のボリュームは危険だと思います。そこに目をやらないと音量調整ができないからです。回転式のボリュームは手探りで操作できますから。カーオディオはディスプレイに頼ったデザインをしてはいけないでしょう。命に関わることですから。
ところで、デンマークにB&Oという音響機器関連の会社があります。そこのものは私は高価で買ったことはありませんが、確かなポリシーがあります。
見せかけを真似るのではなく、そのポリシーから学んだら低価格の商品ももっとよくなりそう。学ぶべきは見せかけではなく、デザインの哲学です。
☆ B&O
デザインの授業で生徒達に子供用につくられているフェルトペンについて各社のものを比較してもらい、デザインの本質を考える授業をしました。
実際に手に取り、描いてみて、生徒達が選んだのは同じメーカーのものでした。最初はキャラクターものがかわいいと言っていたのですが…。
比べて、考えればちゃんとわかるんですね。
学んでほしかったのはデザインの根底に流れる人間愛なんです。ちょと言葉が大げさに感じるかもしれませんが…。
この記事、納得しました。10年ほど前からかな、「人間工学」なる
言葉が出てきましたが、それって以前は当然のことだったんですね。
最近は技術の発展があって、「最新機能を使わせてやるんだから、
道具の使い方をユーザーが覚えなさい」みたいな道具が多いですよね。
その最新機能っていうのがまた必要ないものばかりだったりして...
最近プレーヤーが蘇って、山崎さんから睡眠時間を奪ってるのでは
ないかと心配しつつも、凝り性は止められないよね!と同感してる、
けろ太でした(笑)。
やはり優れたデザインというのは説明されなくても、その使い方がわかるような気がします。
けろ太さんもはっまてきましたね。山。














