やっぱり必要があるから工夫するんだなあ
2006年 01月 13日
で、今日聞くと、竹串を使ったと教えてくれました。爪の部分は芯なしで紙粘土で。
うーん、やはり、自分がつくりたいものを本気でたっぷり時間をかけて、材料や道具もそろっていて、調べたい事が調べられる環境で、必要とあらば相談者がいて…。そしてつくづく思います。必要があれば工夫をするんだということを。
授業もこんな感じでいけたら最高なのですが。それに近づける努力をしていきたい。
娘の制作を見ながら教師モードになって分析している山崎でした。
最近の楽しみは帰宅したら作品の進み具合を見る事です。あと2日で完成するのか?
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☆娘の木彫←1月12日
☆ヤマセミ制作の足跡
☆ヤマセミ完成
ヤマセミになってきましたね。ちょっとかわいらしすぎるとも言えなくはないですが(笑)、すごいですね。そういえば美術の時間に、粗く鳥の形に切り出した木と、たこ糸を巻いて脚にする針金(太いの一本に、細いもの4本がそれらしい向きにひろげられるように固定されている)、それにプラスチックの、ネジみたいな形に「柄」のついたなんとも言えない「目」がセットになったキットで鳥をつくったことがありました。これは「完成」させたんですが、目なんて鳥の大きさと合わないもんだからなんだかへんてこで。それももともと目を埋め込む穴、脚を取り付ける穴は空けてあるんです。なんだかなあ、と思いました。一方でそんなキットからとんでもないきれいな鳥を彫り出した級友もいたので、キットが悪いということでもないでしょうが…。やっぱり、「作りたい」という思いを持って創作するっていうのはすごいエネルギーを生み出すんだなあと改めて思った次第です。
キットを提示してしまえばやることは決まってきますから見かけの授業は成立しますね。
本来は子ども自らが「つくりたい」「描きたい」と思うような授業をつくることが最も大事なんですね。そうしたら、 wada-tsu-umiさんの言われるように「エネルギーを生み出す」んだと思います。
ですから、こどもにどんな題材に取り組んでもらうかってことが大事なんですね。それから、最初にどんな言葉を投げかけるか。
このブログではキット教材の問題点にはあまり触れていませんでした。そういえば。授業を受けてきた側の感想は参考になります。ありがとうございます。ブログの更新はじまったのです。ニューカメラいいですね。
目を入れたら飛んでいきそうです!!