ゲーム遊びと子どもの育ち |

こうやってゲームのことを書いていますが、私自身はやらないよにしています。意識的に避けないとはまりそうだからです。幸いなことにMACのゲームは種類も少ないし。

このゲームは、やがて娘もテレビゲームに興味を持つようになるだろうから、その前にもっと人間どうしがふれあうゲームのおもしろさを伝えたくて買ったものです。こういったゲームは必ず対話が生まれます。また一人では決してできません。つまり人とかかわらなくてはならないし、勝った負けたもありますし、負けたときのくやしさもあります。
さて、このようなゲーム、日本製がさっぱりないことに気がつきました。何ということか!日本のおもちゃメーカーだって本気になれば良質なものをつくり出せるだろうに。絵本はすごいのになあ。そうしたら、こんなゲームのおもしろさが広がるに違いないと思っています。

店主の藤田さんは父(故人)の知人です。もと保育士で、尊敬すべき経営者であります。こんな志を持ったお店が日本中に広がればなあ。
これから文部科学省では幼児教育を重視していくことになりそうですが、こんなことにも是非目を向けてほしいものです。
(追記)ボードゲームに関してマリヤンカさんから、よいサイトを教えていただきました。
☆メビウスゲームス
↑我が家にあるボードゲームもありました。ガイスターは単純でかけひきのいるゲームです。今もたまにします。私が負けることが多いです。
ゲームというか「遊び」を大事にしなきゃって感じですね。

私が小さかった頃はコンピューターゲームなんて勿論無かったので、みんなで工夫して遊ぶことがあたりまえでしたが、今はそうは行きません。
なにか皆と違うことをするというのはエネルギーがいります。
コンピューターゲーム以外に何かもっと大好きな遊びをいくつか見つけることが出来れば大成功かもしれません。
その手助けをしてやることが親の仕事かも…
ボードゲーム専門のお店があります。ほとんどドイツ製のようですが。
http://www.mobius-games.co.jp/
ところで、親の仕事で思い出したのですが、テレビよりも面白い世界がたくさんあることを親が教えることも大事だということを松居直氏が講演会で話していたのを思い出しました。
「テレビから聞こえてくる声は親の肉声とは違います。あれは機械語です。」と話しておられました。
私もいくつも持っています。昔ながらのゲームの復刻ばんから新しいゲームまで。。。楽しいです
ドイツのおもちゃはよいもの、伝統のあるものが多いですね。
幼児クラブは正確には「モンテッソーリ幼児クラブ」といい、モンテッソーリはイタリアの人なわけですが
ここの先生(私にとっての師匠)はドイツで医学と共に学んで来られて
私も一度ドイツ訪問に着いて行ったことがあります。
軽すぎず、重すぎず、壊れにくい。
代々、雛人形を継ぐかのように、おもちゃを継いでいたりする。
でも、最近の「知育玩具」ってラインの商品は
そのネーミングもなんだかイヤです。
そのおもちゃで遊んだら賢くなる、みたいに勘違いしそうでしょ?ははっ。
代々、雛人形を継ぐかのように、おもちゃを継いでいたりする。」というコメントから文化の違いを感じました。
幼児教育について改めて考える機会がこちらで持てて
今改めて「保育」について考え始めています。
ここニセコは、なんだか「やりたいのなら思うようにやればいい」みたいな空気を勝手に感じていて
思い切ってやっちゃえそうな、フシギな空気がある気がします。
何年も前に保母資格を取り、保育の仕事に少し就いたけれど、
「これは違う」と思ってあっさり辞めました。
(まず、ジャージにエプロンがイヤだった!)
「いつか自分の子どもができたら、でいいや!」と思ったのです。
私は子ども達と何がやりたいのか?なぜやりたいのか?
どんな場を作りたいのか?
そんなことを考えていくと
やっぱりどうしても、自然や芸術やコミュニケーションは
外せなくなるのです。
しかし保育園や私立幼稚園の教育内容は千差万別。そこに「自然や芸術やコミュニケーション」を持ち込むなんて素晴らしいじゃありませんか!むろんジャージもエプロンもなしでいいじゃないですか。活動的な服装であれば、子どもだっておしゃれな方がいいに決まっています。実は学生の頃大学教授がよく北欧の学校の写真を見せてくれました。20年以上も前ですよ!そこに日本の小学校の先生の姿が写っていました。なんでスポーツする訳でもないのにジャージなんだ?北欧の先生方は軽快な服装でありながら、おしゃれでした。

私達が子どもだった頃は、外でたくさん遊びました。そこには横の友達だけでなく、その友達の妹や弟時にはお兄さんお姉さんがいて縦の関係もありました。その年齢差を上手くコントロールし、みんなが楽しく遊ぶ工夫を知恵を出し合って遊んでいたように思います。お天気が悪い日は誰かの家にお邪魔してトランプや双六をしましたが、その時も同じでみんなの創意工夫がありました。それはコミュニケーションの始まりだと私は感じています。先ほど飛行機の中で読んだ新聞に「ゆとり」から「言葉の力」に学習指導要領が変わっていくと書いてありました。今の子ども達には確かに言葉力が足らないのかもしれません。TVゲームは一人で遊ぶことができます。しかしボードゲームやカードゲームは一人では遊べません、人とかかわる事がボードゲームを楽しむコツの一つかもしれません。
でも、そんな肩肘張らなくても、カードやボードゲームで親子で楽しむ、友達同士で楽しむ、そんなことも大事だと思うんです。TVゲームで失われたものを考え、それに対応することが本気で必要と思います。応援しています!