全校あげての「図画工作の作品展」(その3) |
全校あげての「図画工作の作品展」(その2)の続き(以下田尾先生の文章)
◎ さて、1月10日提案の実施計画は、担任・専科ともに通常の授業時間確保最優先して、授業時間に影響を与えないよう、立案しました。
そのために、職員の準備作業は放課後をあてて、4日間とりました。
①2/13午後3:00から会場確認
②2/14午後(5.6時間目)立体展示台等搬入。5時間目は1~3年生、6時間目は4~6年生
③2/15午後3:40から会場設営
④2/16午前9:00から立体作品展示。1時間きざみで学年時間を配当し、担任引率の上、児童が作品展示をする。平面作品は放課後職員作業で展示(約30分)
⑤2/17.18作品展という進行です。
スムーズに仕事を運ぶため、準備1日目(2/13会場確認)の日までにはほとんどの下準備をすませておかなければなりません。
厳しい予算の中、校費の支出は平面作品展示用の台紙にする白ボールのみ。展示のS管はワイヤハンガーを集めて職員の手製です。
◎ 手製のS管をフックにして、平面作品展は学年ごとにギャラリーから下げました。
立体展示では1年生は粘土作品をゆったりと平机にならべ、2年生は長い座卓やひな壇セットをばらして八橋のようにレイアウトしました。


3年生の展示は大きなブルーシートを広げ、枝木をまいて真中にS字の通路をつくってそこを歩いて見てもらおうというわけです。

4年生の自転車は1点づつ展示したい。もちろん学校には70人分の展示台などありません。そこで、図工室の角椅子(去年廃棄になった家庭科室の各椅子を確保してあったので数はありました。)に画板をのせて一人づつの展示台が用意できました。

5年生のモビールは体育館の天井から下げたかったのですが、それはちょっと無理だったので、稼動式のバスケットゴールを利用して天井付近からの高さを確保できました。6年生は枝木と糸、布でつくったランプシェードを卓球台にのせました。



特学の展示は入口近く、受付の脇に展示して、必ず見てもらえる場所にしました。
立体展示のタイトルオブジェ(展示表示)は各学年の先生とアート委員、スタッフによる制作です。貴重な放課後の時間を割いてアイデアを練って会場の雰囲気をふくらませてくれました。
前日、展示作業が終わって全体を見渡すと、なんだか全体がスカスカというか、ガランとした感じがしました。ことに立体作品があちこちに散らばって、展示にまとまりがないように思えました。
全校あげての「図画工作の作品展」(その4)
全校あげての「図画工作の作品展」(その5)