あるお母さんの言葉「美術は大事」
2006年 05月 30日
「子供たちが中学校に入ってみたら、美術の時間が少ない。一時間しかない。お兄ちゃんは私立の進学校だから仕方ないのかと思っていた。ところが下の子が入った公立もやっぱり少ない。すごいショックだ。なにしろ昔、学校で一番好きだったのは美術の時間だった。美術みたいな科目は二時間なければできない科目だ。それにもかかわらず一時間しかない。なぜ?
ゆとり教育は数学や英語や国語だけでなく美術にまで影響しているのだ。ものすごいショックだ。」
そしてなぜ美術が大事なのかを書かれています。このような声を聞けてすごく心強く思った山崎でした。
是非、下をクリックして全文を読んでください。
これまでも、一般の方々の声に耳を傾けてきましたが、切り込み口がシャープで、わかりやすいです。civakaさん、ありがとうございます。元気が出て来ます!
☆美術は大事 「ふつうの生活 ふつうのパラダイス」
トラックバックさせていただきます。ちなみに記事にあった「のだめ」ですが私の中2の娘も妻もはまっています。
《関連ブログ》
☆図画工作・美術教育の大切さを考える
トラックバックありがとうございました。
昨今のゆとり教育による授業時間の削減は親として非常につらいものがあります。
今年から少し改善され始めたようではありますが。
私の子供達はもうまにあわないとは思いますが、
これからの子供達のためにぜひ美術教育の充実をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
昨年から今年にかけて、関係機関に意見を出しています。
でも意外と説得力があるのが保護者の声なのです。今回の「美術は大事」は説得力がありますね。
英語や数学、理科、社会、国語などは大事だという方々はたくさんいます。しかし、美術を大事だって声はあまりきかれないんですね。
ですから、今回のcivakaさんの発信には感激しました。
美術教育で何が大事なのかを語ってくれていますから。
>美術を大事だって声はあまりきかれないんですね。
美術教育に関わる方以外からは、ほとんど聞きませんでした。
小学校でも図工をなくして英語を入れても良いのでは?と非公式な暴言をされている保護者の方がいらっしゃるようです。
私もそう思っていたのです。小学校の図工を無くして、英語にという声が出てくるのは、十分ありえる話ですね。
中央教育審議会の会議録で「芸術科目を選択教科にしてはどうか?」なんて意見を見つけたのが昨年暮れ。これはまずいということで急遽「図画美術教育の大切さを訴える」をたちあげたわけです。美術教育の以外の一般の方が意見をくださって、それを、冊子にしてまとめて、無謀にも中央教育審議会に送ったのです。すると審議会会長の鳥居氏から芸術教科の重要性は認識しているということと、貴重な資料をありがとうということでご返事がありました。
そして、今年になって、中央教育審議会が一般かた意見集約をし、その結果「「芸術科目は豊かな情操の育成を担っており、その選択科目化や時数の削減は不適切。」という表現が記録として残りました。みなさんで声をあげていくことの重要性を再認識したところです。さて、どななることか。