美術教育研究の組織のあり方を考えるシンポジウム
2006年 06月 24日
大きな二つの研究団体の代表によるシンポジウムで、美術教育の組織のこれからと、各校種の連携について語り合います。
いわばこれからの日本の美術教育の運動論として注目すべき内容となるでしょう。遠すぎて参加できませんが、注目の内容です。
・期日 06年8月4日(金)
・会場 県民プラザ「パレア」 熊本市現代美術館
・会費 1000円
・9:00〜10:30 全体会ーシンポジウム
・10:45〜12:30 作品研究会(全造連、日美連の先生方も一緒に)
・13:30〜16:00 ワークショップ
〈シンポジウムテーマ〉
「組織の将来のありようについて」
→全国的な視点に立った場合、どのような組織のあり方が求められるのか。
「造形美術の幼保小中高大の総合的な連携と今後の意義」
→他教科にはないこの会特有の構成をどのように生かしていくことが重要なのか。
その方向性と具体的なプランについて考える。
シンポジスト
全国造形教育連盟委員長 冨安敬二 先生
日本教育美術連盟理事長 花篤 實 先生
コーディネーター
西尾隆一先生(熊本県図画工作・美術教育研究会広報部長)
〈ワークショップ〉
講座1「木工芸(象嵌)」木のキーホルダー等に金属の象嵌をします。
講座2「写真基礎講座」デジタルカメラ等をご持参下さい。
講座3「シール版画」エプロン、カッター等をご持参下さい。
講座4「クレイアニメーション」粘土を使ったアニメーションづくりをします。
パソコン・デジカメ・三脚をご持参下さい。
講座5「発想トレーニング」〜新しい授業をイメージしよう〜
授業づくりのヒントがいっぱい
講座6「生人形と江戸の欲望」ようこそ「反近代の逆襲」渾身の第二幕へ!
☆熊本県図画工作・美術教育研究会(WEBこども美術館)
《西尾さんからのメッセージ》
指導法の工夫や題材選びなど悩んではいらっしゃいませんか。
今年の夏も研修会を企画しました。作品研究会では参加者各自が持ち寄った作品をもとに、グループごとに様々な児童・生徒作品を鑑賞し、自由な話し合いができます。また。ワークショップで指導力を高め、子どもたちがのびのびと表現活動に取り組めるような、よい機会になるのではないでしょうか。
なお今回は、来年度の全国大会に向けて、全造連委員長と日美連理事長が来訪され、全体会では、大会に関するシンポジウムを行います。作品研究会では、全国展の審査もされる先生方も参加されるので、貴重な研修の場になること間違いありません。多数の参加をお待ちしております。(西尾隆一)