ファウラ最新号は「ニホンザリガニ」 特集
2006年 06月 25日
私が子どもの頃、ニホンザリガニなど、あちらこちらにいました。そのニホンザリガニが絶滅危惧種の指定になっていないにせよ、その数は激減しています。子どもの頃、そんなことなど想像もしていなかった。
そのニホンザリガニについて、多くの方によって多角的に述べられています。ザリガニを通していろいろなことを考えさせられました。
日常の生活では誰もニホンザリガニのことなど考えもしない。けれどもこんな雑誌があることで、考える機会を与えてくれる。やはり「ファウラ」の存在意義は大きい。
さて編集長の言葉が紹介されていました。その言葉とは…「自然を知ることは環境問題への取り組みの第一歩」私もまさにその通りだと思っています。
教育内容からこの自然体験がなくなってきています。ここが問題ですね。学力,学力と騒いでいますが。
環境問題については、子ども達はくわしくなってきています。知識として。
そこで環境を守るということで、ついついリサイクル問題を扱う。しかし、そこから本質はなかなか見えて来ない。
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(追記)今、支笏湖でもとうとう発見されてしまったウチダザリガニ。これは外来種。ウチダザリガニという呼称を「オレゴンザリガニ」(原産地の名前を入れる)とするよう「ファウラ」誌で提案しています。納得です。やはりこういう改善への提案は大事ですね。
いつもファウラを応援いただき、ありがとうございます!
外来ザリガニでもいいんです、捕まえてみたら、ファウラのニホンザリガニと比べてもらいたいです。きっと、その大きさや捕まえた場所から、ニホンザリガニの生活圏が狭まれていることを、実感してもらえるでしょう。
・・・とはいえ、私はどちらも捕まえたことはないんですが(笑)
今回の特集は一般受けするかどうかはわからないですが、貴重な内容だと思います。ぜひ、自然界にいるザリガニの姿見てください。保護色で見つけにくいですけど。見つけたらドキドキしますよ。
最近、数年前に居た場所からザリガニがいなくなりました。悲しい。近くの道路を舗装したからかもしれません。