いよいよ全道教育研究集会
2006年 10月 22日
土曜・日曜の二日間を使って10時間以上の話し合いがなされます。レポートは12本。昨年は16本でしたから、数は減ったのは非常に残念ですが、その分話し合いを充実させることができると考えることにします。
さて、昨年は中央教育審議会から「新しい時代の義務教育を創造する(答申)」が出されたり、芸術教科の選択制などの話が出ていたり緊張感がある中での研究集会でした。
そこで 分科会としては異例でしたが「分科会決議」をしました。その決議は自分たち教師に向けたものです。自己のあり方を問うものでもありました。
話し合いでは題材設定のあり方について、深く話し合われました。その題材を通して子どもの中に何を育てるのか、本質的な論議になっていきました。
しかし、まだまだ子どもの姿についての話し合いは弱い気がします。これは授業での子どもの様子を見れないための限界でしょう。
授業を見るのは一番よいのですが、このような研究会では不可能です。ビデオの持ち込みや授業の様子の写真の持ち込みが必要かもしれません。しかし、その限界を意識しつつもやはり子どもの姿に注目した話し合いになればと思っています。
ですから、子どもの作品を前にしたとき、教師の感受力や分析力が問われることにもなるでしょう。
これまで、実にたくさんの研究会に参加してきました。
ずっと以前は、子ども達の作品を前にして結果としての作品を見ながら、構図の指導がどうだとか、技法の指導がどうだとか、つまり絵画なら指導の具体的な方法に話題が集中しすぎる感がありました。「その題材おもしろそう、その材料の値段はいくら?なんか子どもがのってくるいいネタないですか?」
最近は子どもの思いや学びについて論じれられようになったきました。
これからも、そのことを大事にしていきたいものです。今レポートをじっくり読まさせていただいています。
簡単に言ってしまえば次のような視点が大事だと考えます。
「なぜその授業をしたのか?」「子どもの実態はどうで、何を育てようとしたのか?」「で、具体的どうしたのか?」「その結果は子どもはどう変わったのか?」
あれ?考えたら指導案の視点ですね。
そして「美術教育」には「美術の教育」と「美術による教育」この二つがあること。これをしっかり押さえておくということでしょう。
これだけ時間をかけて美術教育について話しあえるので、非常に勉強になり、かつ楽しみな場でもあります。レポート発表のみなさん、よろしくお願いします。
「 審議経過報告」や「図画工作科,美術科,芸術科(美術,工芸)の現状と課題,改善の方向性(検討素案)」のことについても大事な内容なので、このことを視野に入れた話し合いも必要です。時間が足りなくなりそう。
☆「選択科目化や時数の削減は不適切」
《関連サイト》
「ハートでアート」の旭川の庄子さんが昨年の研究集会の報告を詳しくレポートされています。
以下をクリックしていただき、稚内の報告という部分をクリックしてご覧ください。このような成果を広げる仕事、心強いです。
☆「ハートでアート」(カテゴリ「全道教研)←なお全道の代表として全国にいかれた報告もカテゴリ「全国教研」でご覧になれます。
昨年、この分科会決議を提案していただいた「子どもと笑顔ー美術教育の日々」の美唄の岩田さんも昨年の研究集会について報告されています。
☆ 「子どもと笑顔ー美術教育の日々」(2005年11月)
《追記》
レポート数は結果として16本でした。全教科の中で一番レポート数が多いのはうれしいです。
会場でお会いできるのを楽しみにしています。
私は先日、文化庁の支援事業の一環でシンポジウムに参加してきました。内容は「
新しい文化創造について」で、養老孟司氏の講演と、そのあと市長らの鼎談(ていだん)とかでした。そのとき感じたことを書いているので、もしよかったら読んで考えていただけないでしょうか。
http://blog.livedoor.jp/tarotohachinosu/
でも邪魔だとかそんなことはないですね。土曜日は飲みましょう!充実した教研にしたいですので、よろしくお願いします。
おっしゃる通り、鼎談のような感じでは…
「人に正しい投資(福祉)をすれば、人の心は豊かになる。心が豊かになれば、生活は変わり芸術も自然に花咲く。そこから新しい文化創造ができるんじゃないのか?」この考え方に共感します。
それは地域の文化施設でよく感じることです。立派な建物はあるけれども、そこが活動の場になってはいない。人にお金をかけるべきだといつも思っています。
文化庁のWEBサイトでも時々意見を求めていますから、時々チェックしては、意見を出した方がいいと思います。
でも気になります。500人いるなかで20代-30代が5人程度とは…。
これらのお金は誰かの財を公開するために使われるとしたら、やはり問題のような気がします。お金がたくさんあるなら話は別ですけれど。
例えば学校に地域の方に来ていただいていますが、正直無償に近い、中には仕事を休んでまで子どものために来てくださる方もおります。
こういう活動にこそ、きちんと金銭的な保証があればと思っています。














