こんな姿で学びたい

 今回の教育研究集会で共同研究者として時間がなくて話せなかったこと=教師としての姿勢について書いておきたいと思います。これは、自分自身にもいい聞かせていることです。こう書いたから私ができているという事ではありません。しかし、大事にしてることです。

1、こう指導したらこういう作品ができました、という方法論だけでいくと、子どもの姿が見え難くなります。 それよりもなぜこの題材をやるのか、何を育もとしたのか、そのねらいそのものについて厳しく問うようなことが大事だと考えます。子どもの姿(変容)こそもっとも着目しなければならないことでしょう。

こんな姿で学びたい_b0068572_17585052.jpg2、いろんな教育実践や研究に触れ教師自身が葛藤しましょう。方向が同じ仲間だけでやっていると居心地がよいのですが…。様々な教育研究団体があります。フィルターをかけずに見てほしい。揺れる中で本物が見えてくるそんな気がします。本当に正しい事であれば立場を超えて共通するものがあると実感しています。フィルターによって視野を狭くするのは何ともったいないことか。

3、小学校・中学校で合同での研究の中でよく出てくる言葉があります。「美術は専門ではないので…」。美術が専門であればよい教育をできるとは限らないということです。逆に美術が専門であるがゆえに陥りやすい弱点もあるということを自覚しておく必要があります。指導の仕方によっていわゆる上手な作品ができていく、作品主義的なものなどがそうでしょう。子どもとどう向き合うか、子どもの姿はどうであったか、そこに着眼して考えていくべきでしょう。学級担任だからこそなし得るもの、教科担任だからこそなし得るものもあるはずです。

互いに学びあっていきたいものです。

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Commented by somethingt at 2006-10-29 18:23
教研、お疲れ様でした。今回の教研は大人しくずっと黙っておりましたが・・・正直、消化不良というかストレスがたまってしまいました。
 たまたま帰り際に宿に戻る渡辺先生を発見し車まで送ったのですが、その車中での話しです。私が最後の最後に話したことに対して、『お前の話を本当に理解できた奴は少ないだろうな…。みんなかっこつけすぎなんだ。』とちょっと寂しそうに話してました。もっと子どもの本質に迫る泥臭い実践があって、その中に見えるものがあると私は思ってます。
 渡辺先生は『熱く語る・・・』の中で、新たな息吹を生まれさせようと、本気で話せる場を作ろうとしているんだと思います。こういったつながりや思いをもっともっと次の若い(自分がもう若くないみたいですけど)人達につぐんでいかないといけないと思った教研でした…。
Commented by yumemasa at 2006-10-29 19:30
岩田さん、今回は本質に迫る部分が弱かったですね。確かな手応えという意味で。共同研究者としても責任を感じます。
私の討議の柱の説明も弱かったと反省しています。それに加え、教師のレポート発表ももっと工夫がほしかった。
私はビデオ等での発表もほしいのですけれどもね。
レポート16本で、あの時間は厳しいかなあ。何か新たな方法を考えた方がいいかなあ。
Commented by kiko@iwamizawa at 2006-10-30 00:16
3日間お疲れ様でした。最終日のわずかな時間でしたが分科会を傍聴することができて嬉しかったです。なぜだか、他分科会や他の役割が当たってしまい美術に行くのは久しぶりでした。細やかな指導実践が多いことに驚きましたが、それぞれの全体像が見えなかったのは飛び入り参加だったからかな?と思っていました。子どもをどうしたいのかが見えなかったのです。でも、参加された方々は何かキャッチできたことと思います。
 ただ今、『りんごは赤じゃない』を読んでいます。自分なりに「美術の新しい位置づけ」を探っています。
Commented by yumemasa at 2006-10-30 00:42
伊藤さん、そうでしたか。伊藤さんの言葉どきりとしました。
実は言いそびれた言葉があったのです。こどもの「こうしたい!」という気持ちをつくる授業が大事なのだと。それを私は必要感という言葉を使いまいたが…、そうですね、こどもがどうしたいのかが見え難かったと思います。教師のこうさせたいはあったのですけれど…。
それでも感銘を受ける実践もありました。その実践がもっと注目されればよかったのですが…。
「りんごは赤じゃない」という本は知りませんでした。検索したらおもしろそうなのでさきほど注文しました。
美術の新しい位置づけって何だろう?興味があるなあ。
Commented by nobuhiroshow at 2006-10-30 07:06
山崎先生、参加者のみなさんお疲れ様でした。
司会を終えて思うのは、討論で話を柱に沿ってもっと深く導けなかったのかという反省ばかりです。そこで思い浮かぶのは全国教研です。全国教研では3人体制で司会をしています。何年も継続して司会をして、司会のスペシャリストを養成している感じです。話の方向がぶれないように深まりのある討論ができるように進めています。全道教研もそんな司会を考えてもいいのかなと思います。美術分科会には教研病にかかった人がたくさんいますので、候補はいっぱいいると思います。
Commented by yumemasa at 2006-10-30 20:51
庄子さんお疲れさま。全国教研の司会は少なくとも3年以上は継続しています。それだけやはり重視しているという事です。しかし、いろいろな方が経験するのもまたこれはこれで教研の成果を広げるという事になりますから。判断が難しいところです。
このことについては実は少し考えてみたいなと思っています。
それより旭川からの参加が定着してきたのはよかったです。
101歳組の参加はまた楽しかった。支部での参加体制も考えたいなあ。来年の私の役割は重くなりました。
Commented by nobuhiroshow at 2006-10-31 06:45
最後の各支部の還流についてが、すごく参考になりました。地元でどう広げていくか考えていきたいです。帰りの車で3人で話ながら帰ることができましたが、教研に一人で来ないというのも広める大事な方法かなとも思いました。
プレッシャーもあるかも知れませんが、来年もみんなで教研を盛り上げていきましょう。
Commented by yumemasa at 2006-10-31 22:24
還流、これは大事ですね。というかこれをやらなきゃならないですね。渡辺先生もこの成果がもっと広がっていれば、今頃北海道に図工美術教育はすばらしいことになっている、とお話されたのが印象的です。
さて教研も例年通りではいけないでしょう。よりよいものをめざす発想の転換も必要ですね。美術教師は仕事のあり方でもクリエイターというかデザイナーでありたい。
by yumemasa | 2006-10-29 17:55 | 美術教育の研究 | Comments(8)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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