「教育再生会議」第1次報告 |
教育再生会議で第1次報告が出ました。26ページ。じっくり読んでから意見を出します。例えば「基礎学力強化プログラム」の考え方。受験学力の重視。
だまって反応しないことは、認めたことと同じですから。
ただ強い意見を「教師」が言っても駄目でしょう。メンバーの方がテレビで発言している様子を見ていますと、教育現場は駄目というイメージを持っていらっしゃるようですから、相手にされないかもしれません。プライドを持ってやっていらっしゃるようですし。
そもそも「中央教育審議会」がありながら、あえて現場教師や教育学者をほとんど入れないでつくった組織ですから、その成り立ちから当然のことでしょう。自分について考える時間、大事な時間です。
こどもの中の「こうしたい」よりは「美しいお国」のために「こうさせる」という考え方ですね。つまり「お国」のため。
子どもの「今」が大事にされていないのです。たとえば、若いからこそできること、二度と無い時期、例えば学校行事でクラスや学校が一体となる感動的な姿。
そういえば、今日3年生が描いている絵を見ていて、このテーマは若者だからこそ、今だからこそ描けるんだよな!って思いました。
ところで、教育再生会議の7つ目の提案、そこにメディアという言葉があります。これ、本気でやってほしいです。この影響は大きいですから。企業によっては経営が厳しくなるところも出てくるでしょう。「社会総がかり」で「教育再生」ですが…、何処まで踏み込むのでしょうか。特にテレビ、これは大きいですね。しかし、ここにはタブーがありますね。教育再生会議が本当に本気であるなら、踏み込むことでしょう。
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中教審のことは気になりました。そうですよね、もともと教育については議論する場も省内にあるのに、この会議があるのですから、変な話です。
あ、ちなみに、うちの知事は、ある政府関係者の講演会の際に、この会議に牽制するメッセージを述べたようです。「極端な意見を言う人を集めるのはいいが、それが当たり前になってはいけない」というような事だったと思います。新聞に出ていました。あっぱれ?
ただ、再生会議のメンバーに腹立たしさをぶつけても駄目でしょう。中には、ちゃんと声を聴いてくれる人もいるかもしれないと信じやっていきましょう。
どちらにせよ、政治色の強い中で教育が考えられていくのは妥当ではないと思います。
北海道新聞でも再生会議には「阿部流」という記事が書かれていました。
私はかつて第4権力とも言われたジャーナリズムが復活することを願っています。私は地元紙にも声を届けるようにしだしました。よい記事が出たら賛同するいう方法です。
私も第1次報告、読みました。
教育には「社会総ぐるみ」で取り組むべき・・・全くその通りだと共感します。
しかし、「スーパーティーチャー」さらには「プロジェクトX」、うーむ・・・。
私は現場で働く一員として、30人学級(できればもっと少人数)の
実現を、まず実現してほしいと思っています。
しかし、全く触れられていませんでした。
もしかして「30人31脚」は、30人学級のことを示唆していたのでしょうか・・・。
そうですね、そう!教員の数を増やせば教育は大きく変わりますね。目が行き届くレベルがまるで違いますよね、当たり前のことですが、それは意見として出した方がよいですね。
社会総がかりでやるなら信頼すべきはずの政治家が不祥事を起こさないことでしょうね。子どもは見ていますからね、頭下げる姿を。
それから、家族団らんでは見れないテレビが多すぎます。
「教育再生ホットライン」にメールで意見を送りました。