札幌市の「子ども造形展」に行ってきました。
↓違う地区の作品展を見るのはとても刺激になります。札幌では作品展の作品には原則として子どもの感想と指導者の指導の意図を書いたカードが添付されています。



↓この作品には子どもの書いた感想があります。やはり、このようなものがあると「子どもの側に立って」絵を見ることが出来ます。大人の美術作品を見る時と、違い、子どもの中での育ちを読み取りながら、よさを味わうことになります。

↓同時に教師の指導の意図が書かれた簡単なカードがあります。子どものためのという意図の他、教師の研修という意図も持たせているとのことでした。これもちょとしたことですが、作品展の価値を高めることにつながっていると思います。

ただ残念なことがひとつ。台紙に貼っていないため作品に直接画鋲でとめているものがあることです。予算が非常に厳しい現実もありますが…。
今年から札幌市の教育研究所からの支援もなくなったということだそうです。
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