子どもの姿に涙 |

実は授業のあと松本さんは目に涙を浮かべていました。その姿がとても印象に残っています。
「子ども達ってこんなに感性豊かなんですね。」って言いながら…。私は松本さんの涙を見て、なんだかハッとさせられました。そして同時に思いました。教育再生会議の方々にこの姿を見てほしいと!学校の子ども達の姿を見ずして教育を語る方々にも。
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涙しちゃってお恥ずかしい
なんだか、こう・・・胸にグッとくるものがありまして・・・。
すばらしい授業でした。
「生きる力」「ゆとりの時間」「学力向上」「いじめ」などなど
教育現場の崩壊が騒がれる中で、
大人はそしてマスコミはもっと大切なものを見落としています。
「子供たちの日常」の中に
すべての問題を解決する答えが隠されていることを・・・
3年生の彼らの持つ好奇心、感受性に驚きました。
きのうの土曜日、東京出張してきました。
「がんばれ!図工の時間フォーラム」、よかったですよ。
確かに、大学の研究者たちがほとんどなので、
現場の声からは少し離れているかもしれませんが、
想いは同じ。金沢の小学校図工専科教師など、現場の先生、
教え子さんなんかも参加されてましたし。
藤幡委員長に伺ったら、「ぜひもっと連携を強めて北海道でもフォーラムやワークショップやりたい」とおっしゃってました。
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連携ね。うんうん。
松本さんは「フォーラム」のことも大切なものとして受けとめていただいてますが、番組をその取材のみで終わらせることなく、地元の子ども達の姿こそ大事にされています。
フォーラムはきっかけです。それをきっかけに、世の大人達が美術教育の中で見せる子どもの姿にもっと目を向けてほしいのです。
松本さんが話された「「子供たちの日常」の中に、すべての問題を解決する答えが隠されていることを…3年生の彼らの持つ好奇心、感受性に驚きました。」という言葉。ここです。ここが本当に私が共感した部分です。そして実際にそのような授業でした。
私も授業をしていて時々思うことがあります。こんな素晴らしい瞬間を親御さんに見せたいなと…それはさりげない、こどもの仕草にあったりします。
メディアの力に本当に驚いております。「特ダネだね」のことだと思いますが,子育てまっさかりの知人がじっくり見ておりました。先日の高校同級会場で,この「図工の時間」に対して,あれこれ話題になりましたよ。
一生懸命に表現活動に夢中・いきいきとしている姿。確かに親御さんたちに見せたい場面は,多々ありますね。デジカメ撮影作戦を,生かさねば!