「なんでも展覧会」写真ニュース(5)
2007年 03月 13日
第一章
たくましく生きる〜図画工作科・美術科の変遷のコーナー
美術教育の専門誌「美育文化」の編集部が期間中、やってくる。
「普通のように仕事をしながら、この展覧会に来る人と、私でなければ知らないことを話しができる。
ここに並べた二千冊もの『美育文化』を始め『造形ニュース』『子どもと美術』『形』『教育美術』『DOME』など
戦後の美術教育に関する本が全部ある。執筆者は美術の先生などで、図書館にもおいてないものが多いが、これだけの本と人々が美術教育に一生懸命にやってきたのだということをぜひ見せたい」と穴澤編集長は熱っぽく語る。
並べられた本の中にはかつて高校受験で美術の科目があった時代の参考書も含まれている。
また、真ん中に置かれた小学生の机と椅子は新座市の八石小学校からお借りしたものだ。
ここでは「絵を描く子どもたち1956」「くらしを描く1966」も上映される。
(写真と文 橘 正人さん)
☆ 「なんでも展覧会」写真ニュース(4)
☆ 「なんでも展覧会」写真ニュース(6)