ルネッサンスと安田侃
2007年 03月 25日
2000年フィレンツェで安田侃氏の作品が置かれました。「伝統あるルネッサンス芸術の宝庫、フィレンツェで、なぜ、東洋から来た彫刻家の作品を置かなければならないのか?」というようなマスコミを中心とした厳しい反応があったといいます。
それに対し、この展覧会の開催責任者であるパオロッチ氏は、記者会見で以下のように答えたと言います。
「あなた方はジャーナリストですから頭が良いでしょう。ルネサンスについても勉強してよく知っていますね。
ではKANがシニョーリア広場に置いた川の流れのようにつくられた「意心帰」という石はわかりますか?…
この石はわかるためのものじゃない、勉強してもわからないのですよ。これは感じるものなんです。あなた方がよく知っているフィレンツェの美術は勉強すればわかるでしょうし、勉強してきた人には興味があるでしょう。でも、勉強していない人やちょっとフィレンツェに来た人、それに多くの子ども達にとってフィレンツェの美術はあなた方が思っているほどには興味はないのです。
それに比べたら、このKANの石、ここにある「意心帰」という非常にシンプルな石は、多くの人、特に感じることの出来る人には深く感じてもらえるものなのです。
これから迎える21世紀はそういう時代なのです。そのために、私は敢えて、KANのこの彫刻を、このシニョーリア広場の真ん中に置くように頼んだのです。」
くわしくは 北海道開発協会の広報誌「マルシェノルドNo.5」の中の安田侃氏の講演内容から知ることが出来ます。
☆ パブリックアートを考える

上のポスターがアルテピアッツア美唄の壁に貼られていました。《関連記事》
☆ 安田侃さんの言葉
☆ 心を形にする。精神が形を探す。
☆美唄 栄幼稚園附属 アルテピアッツァ美唄
☆ 共感・共有・やさしさ
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