これからの美術教育を考えるために
2007年 04月 02日
さて、前文部科学省の視学官 遠藤友麗先生(聖徳大学教授 女子美術大学大学院客員教授)が、「これからの美術教育」を考えていくためにということで、資料をつくっておられます。こちらにもご提供いただきました。
以下からダウンロードできます。
☆ これからの美術教育を考えるための資料
資料は07年3月19日のものです。内容が更新された場合は、このブログでもお知らせいたします。
遠藤友麗先生の資料の概要=========================
これからの図画工作、美術で重視すべきこと
1 美術教育は何を学ぶ教科か?(美術教育の教科性)
1)学びの三つの型
2)図画工作・美術を学習する意味
3)美術教育の三つの学び
2 今後の美術教育で「重視すべき五つの視点」
(小中一貫して育てる能力等の明確化)
1) 豊かな感性・情操の涵養、心豊かな遊び心
(美を感じ取り、美を発信する心の育成)
2)豊かに発想・構想し美しく創造的に
表現できる確かな能力の育成と実現状況の評価
3) 実生活で具体に生きて働く美術的表現力・創造力
4)他者との協働による美の創作活動
5) 鑑賞を基盤とした
自然や芸術のよさや美しさの感受力、文化伝統の理解・豊かな教養
3 美術の「評価力」の涵養(間 主観的評価の構築)
「五つの学ぶ力」と「三つの思考力」を育てる
人は生まれながらには野生だが,よりよくなりたいと願い学び行動 する動物である。心に感じ今日より明日へ明日より未来へと人は常に もっと良くなりたいと願い、心に希望を抱き夢や目標を持ち、思考し 行動する。人は “向上心と感性と学習によって自己を変容させることのできる能力”というすばらしい宝物を持った唯一の動物だから。
Ⅰ 五つの学ぶ力の育成
1 学習意欲、課題意識を湧出させる(学びの動機付け)
2 学びの自己有効感を持たせる(学びの初期実現)
3 進歩・向上、有能感の自覚、自己評価力を持たせる
4 未知のことにも挑戦してやればできる自覚を持たせる
5 未知への夢やチャレンジ意欲ビジョンを持たせる
Ⅱ 三つの思考力の育成
* 私たちは日々この三つの思考力によって思考・創造し、判断し行動して生きている。
1 論理的思考力
2 心的・感性的思考力(ハート&感性バリュー時代)
3 感知融合の創造的思考力
美 術 教 育 の 三 つ の 教 科 性
*図画工作・美術の教育目的は、 学校教育法 第18条[小・中学校教育の目的]の8に「生活を明るく豊かにする美術について基礎的理解と技能を養うこと」と定められており、心豊かな生活の創造・享受にとって国民に普遍的に必要な豊かな心の基盤となる感性・情操や美術の諸能力と愛好心を育てることを目指している。
1 感性・情操、心の教育
(美は人を感化する→感じ取る力と豊かな心性)
2 表現・創造の教育
(造形表現力、創造的思考力・想像力の育成)
3 文化・人間理解の教育
(文化・伝統の理解,異(い)の共感性の育成)
《関連サイト》
☆遠藤友麗の美術・心の教育

風邪を引いて寝込んでました。
連絡遅くなりすみません。足大丈夫ですか?。
もうブログが新しくなっているじゃないですか。
力が出ました。
資料アップありがとうございます。
遠藤友麗先生の資料は、日本文教出版の日文教育資料0412にも
掲載されていますが、非売品なので、公開して紹介していただけると、誰でも読むことが出来ますね。ありがとうございます。
では。
資料はありがたいですね。遠藤先生はご自身の書かれたものを何度も何度も改訂をしておられます。そこから学ぶこともまた多いです。
最新版が出ましたら、また公開させていただきます。
このようなコメントをいただくと反応がわかり、ありがたいです。














