地方で頑張る美術の先生

地方で頑張る美術の先生_b0068572_1245282.jpg 昨日、北海道造形教育連盟のネットワーク部会で留萌の先生が図工美術教育のよさを地域で広げようと頑張ってい様子をお聞きしました。

日常的に鑑賞の授業をしている様子(時間があればくわしく聞いてみたい内容でした)や美術免許を持っていない先生のための支援を考えているそうです。研究会と言っても5人程度のような状況だそうで、おそらく、ちょっと集まるといっても距離があって大変でしょう。
 研究のために自作ビデオをDVDに焼いて配布しているとのことでした。自分のパソコンで焼いているそうで、時間がかかると話しておられました。

 彼が頑張ることで自分が直接教えている子ども以外のためになるでしょう。彼の日常の姿や思いを考えるとなんかとても感動しました。このようなことは決して目立ちませんが、大事な大事な活動です。

地方で頑張る美術の先生_b0068572_13305814.jpg さて北海道造形教育連盟の果たす役割は今後も大きくなっていくでしょう。
 今後の大きな美術教育の研究団体はこのように地方の教育充実発展に寄与していくべきと考えていますし、北海道造形教育連盟は確実にその方向で動いています。

実は地方(僻地)で理想的な教育が行われているなんてことはざらにあります。ですから学びあうという視点もまた大切です。数が少ない美術教師はつながりながら力を発揮していけばいいんですよね。
  

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帯広からの手紙
by yumemasa | 2007-04-29 12:04 | 美術教育の研究 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明