地方で頑張る美術の先生
2007年 04月 29日
日常的に鑑賞の授業をしている様子(時間があればくわしく聞いてみたい内容でした)や美術免許を持っていない先生のための支援を考えているそうです。研究会と言っても5人程度のような状況だそうで、おそらく、ちょっと集まるといっても距離があって大変でしょう。
研究のために自作ビデオをDVDに焼いて配布しているとのことでした。自分のパソコンで焼いているそうで、時間がかかると話しておられました。
彼が頑張ることで自分が直接教えている子ども以外のためになるでしょう。彼の日常の姿や思いを考えるとなんかとても感動しました。このようなことは決して目立ちませんが、大事な大事な活動です。
さて北海道造形教育連盟の果たす役割は今後も大きくなっていくでしょう。
今後の大きな美術教育の研究団体はこのように地方の教育充実発展に寄与していくべきと考えていますし、北海道造形教育連盟は確実にその方向で動いています。
実は地方(僻地)で理想的な教育が行われているなんてことはざらにあります。ですから学びあうという視点もまた大切です。数が少ない美術教師はつながりながら力を発揮していけばいいんですよね。
《関連記事》
☆帯広からの手紙