絵は生きる証…テレジン収容所の子どもたちの絵

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 10年以上前のことです。
 全道教育研究集会・美術教育の共同研究者である渡辺貞之さん(現在深川市のアートホール東州館館長)が、参加者にとってもかわいらしく、また楽しそうな絵を見せてくれました。

右の花畑をとんでいる蝶の絵やサーカスの絵などです。楽しさそうな絵です。

そして、これらの絵はテレジン強制収容所で子どもたちが描いたものだと知らされました。
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子どもにとって絵描くことの意味は何でしょう?そんなことを深く考えるきっかけをつくってくれました。

収容所の大人たちが絶望的な状況のもと、子どものために画材を集めてきた結果、こうして絵が残っているわけです。

死を前にした子どもたちにしてあげられること。それが絵を描くことでした。

 
《関連サイト》

テレジン 命のメッセージ

野村路子とテレジン

《関連記事》

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「私のやってきたことは間違いだったかもしれない」

 この記事は2007年4月30日に公開したものです。
Commented by 岡﨑あかね at 2007-04-30 22:27
最近毎日このサイトに来ています。いつも元気と気づきをもらってます。私が5年前始めて絵の世界巡回交流美術展をしたとき、鉛筆で描かれた絵がありました。その絵はコソボの子どもの絵で、家の周りの何気ない生活の絵でしたが、中に描かれた兵士は銃を持っていました。また家が焼けている絵もありました。それを見て校長先生は涙を流しました。それが忘れられません。
Commented by yumemasa at 2007-04-30 23:10
岡崎さん、ありがとうございます。私もコメントをいただくと元気が出ます。
 コソボの絵の話、なんかどきりとしました。
 子どもが描くということ、表現は子どものですから。こんな当たり前のことがいつしか見えなくなっているということも時々感じます。
 3月に全国教育美術展でほとんど同じ構図で同じ描き方の絵が入賞していました。これではいけないと思いました。確かに一生懸命描いているのですが、その2枚のそっくりな絵を見ていると先生の指導が強すぎると思ったのです。中学校部門の審査にいたかったです。
by yumemasa | 2013-03-21 07:09 | 子どもの表現 | Comments(2)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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