美術で写真の授業がしたいなあ

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 廊下で写真を撮影していたら、生徒が興味を持ちました。撮り方でこんなに変わるんですよね。



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これは単純に画角の変化にすぎないけれども、これにシャッタースピードや絞り、あるいはフィルターなどの要素がからむとさらに変化するわけで、そのあたり授業で扱えたらなあ。問題は教育予算。
Commented by hakusuke at 2007-04-30 23:29
予算があれば確かに写真を教材として用いたいですね。生徒が考える構図や、生徒同士で気兼ねなく撮影している画像は、表情が良いですね。辛うじて選択教科で取り組ませようと計画中です。
個人的には現像まで取り組ませると、モノクロ表情の面白さにも気づけ、興味深い内容になるだろうなぁ・・・と感じてしまいます。
Commented by somethingT at 2007-05-01 23:45
ご無沙汰です。写真の授業は確かに予算の関係が厳しい現状はありますが、やっぱり非常に興味深いです。昨年度末に行った3年生の写真授業で実感しました。子どもがとらえようとする『一瞬の永遠』とでもいえるアングルの工夫と思いというものが反映するんですから・・・ もちろんその写真に至るプロセスの重要性というものが大事なのは言うまでもないですが。その昔、写真は美術の授業とはいえないといわれる時代がありましたが、ツールとして間違った使い方さえしなければ有効なものであるんだなと思います。
Commented by 青木 at 2007-05-02 21:22 x
今日、家庭訪問が終わりました(関係ないですが・・・)
以前、授業で校内の写真を撮ってきてもらって、それを加工してに学校紹介のポストカードを作る授業をやっていました。
学校にパソコン室が整備され始まった頃のことですから、もう10年近く前になりますか。3年間くらいやってました。
結局、プリンタの性能も当時よくなかったので、印刷にやたら時間がかかるため、今はやっていませんが・・。生徒が撮影する写真は面白いですね。
生徒会では、専用のデジカメで、行事の写真を生徒にも撮らせますが、なかなかよい写真が多いです。
写真を使って構図の勉強をするのはいいかも知れませんね。構図以外にも、光と陰の明暗の効果についても勉強できます。ま、使えるものはどんどん使いしょう!
Commented by yumemasa at 2007-05-03 01:27
hakusukeさん、そうかあ。選択教科という手があった!
岩田さんのブログで紹介されているあの写真いいですね。ほんと。シンプルでストレート。テーマが明確なのがいいですね。あれだとちゃんと表現になっている。
青木さん、学校のポストカード、なるほど。
みなさんのコメント聞いていると参考になります。ありがたいことです。
美術室にもプリンタがほしいと思っていたところです。
Commented by misawa kazumi at 2007-05-05 12:43 x
低予算で、生徒の興味を引き出す写真の授業ありますよ。フィルムには富士フイルムのコピーアートペーパーを使います。カメラはダンボールで手作り。3時間扱いの授業です。A4のコピーアートペパーは250枚入りで1500円程度。1枚6円です。いわゆる日光写真ですが、写真の原理が分かり、興味を持たせることは出来ます。開隆堂中学校2・3上の解説書に掲載してあります。来週の金曜日には学生の撮った作品をブログに掲載予定です。http://bunkyoart.exblog.jp/
よかったら見てください。
Commented by 山内舞子 at 2007-05-05 18:26 x
コピアートペーパーを使ったワークショップを近々行いますので、インフォメーションさせてください(カメラを使わないタイプのものですが…)。
コピアートペーパーってどんなもの?という方はぜひご参加されてみてはいかがでしょうか。

ワークショップが開かれるのは5月27日。
場所は東京、私のスペース「ヤマウチアートギャラリー」、講師は浅見俊哉さんです。
スペースには、浅見さんがコピアートペーパーをつかって制作した作品も展示されます。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
(↑私の名前の部分をクリックしていただきますと、ギャラリーのホームページにつながります)
Commented by yumemasa at 2007-05-05 19:26
いずれ三澤さんにくわしくお伺いしたいなと思っていたので、ありがたいです。山内さんもシンクロしてくれて助かります。
選択教科で紹介しようかな。
山内さん、自分のスペースあるっていいですね。ホームページの紹介ありがとう。こうして関連する情報を紹介していただけると互いによいですね。
文教大学のブログも楽しみ。
Commented by 浅見俊哉 at 2007-05-06 23:07 x
お世話になっています。

写真は改めていつも見ている風景だったり現象だったりを捉えなおすことができる点が魅力ですね。

私は授業で、黒ケント紙とデジカメを使った授業をやりました。黒ケント紙に好きな形の穴を開け、「自分の窓」と見立ててそのケント紙を覗きながら学校の中、校庭を歩きます。そして気に入った風景をケント紙越しに撮影し、「私の窓でみた風景」と題し、廊下に展示しました。いままで見ていたのだけれど、気が付かなかった風景の新鮮さ、面白さを生徒は感じていました。

追伸:山内さんから報告があったように、5/27日の展覧会最終日に、コピアートを用いたフォトグラムのワークショップを行います。その様子もまた報告させていただければ幸いです。
Commented by yumemasa at 2007-05-06 23:55
浅見さん、なるほど。「私の窓で見た風景」はいい題材名ですね。「私の」というところが特に。そして鑑賞しあえることで違う感じ方を知る。こういう実践の紹介もうれしいなあ。
WSの報告楽しみにしています。知らない世界を知るのは楽しいです。
Commented by 山内舞子(文教大学) at 2007-05-08 22:22 x
ダンボールカメラ速報です。本日授業の一環として行われたダンボールカメラによる撮影の様子を研究室ブログにアップしました(私の名前部分をクリックしてください)。学生たちは放課後早速自分たちで撮影に取り組んでいました。続報をお楽しみに!
Commented by yumemasa at 2007-05-08 23:32
見ました!おもしろそうですね。コピアートペーパーを使用したダンボールカメラについて知りたくなって検索したらいろいろ出てきますね。科学関係のワークショップにも多いようですね。これを用いて科学ではなくなぜ美術なのかという部分がポイントのような気がしました。
それにしてもこうしていろいろ発信していただけると刺激になります。
Commented by bunkyo-artlabo at 2007-05-09 00:32
作品も掲載しました。この授業のねらいは、みることを意識してみることと、どんな作品になるか想像しながら撮影すること。慣れてくるとレンズの歪みなどを生かした作品が出来るようになります。結構はまりますよ。来週は、これをスキャナーでデジタル化して、トリミングしてプリントアウトします。学生には葉書を制作させようかなと思います。<みさわ>
Commented by yumemasa at 2007-05-10 02:32
三澤さん、意味付けが大事そうですね。あのブルーがなんとも言えず、いいですね。今日選択美術で廃棄対象となっていたパソコンを解体し、像消しようという生徒が出てきてどうなるか、楽しみです。
思わず私も解体するのを手伝わせていただきました。あのメンバーならこのカメラやりそうです。
Commented by bunkyo-artlabo at 2007-05-10 02:55
意味づけ(学習のねらい、学びの要素)と同時に、この写真実践は「時間」が重要なキーワードになってきます。デジカメだとすぐ映像を見ることが出来ます。それは機械のリズムのような気がします。それに対して、ダンボールカメラは、映像が出現してくるまでの時間が私たちの身体リズムに合っているような気がするのです。
Commented by yumemasa at 2007-05-10 21:54
そうですね、三澤さんがそうお話されていたのを思い出します。時間の考え方おもしろかったです。
ところで文教大学のブログの開設はうれしいことです。
by yumemasa | 2007-04-30 20:52 | 美術の授業(山崎) | Comments(15)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明