「アートから教育を考える」
2007年 08月 21日
☆ アートから教育を考える(国内外のチャレンジから)
レポートの中に次の言葉がありました。(文字の強調は山崎による)
「日本でも、冒頭で紹介したアウトリーチがきっかけとなり、
徐々にではあるが、芸術の教育における意義や役割が認識されるようになっている。しかし、それは芸術サイドからの「片想い」の状態であり、教育サイドからの検討や検証は未だ十分に行われているとは言えない。」
(アウトリーチとは、一言で言えば、アーティストを地域の様々な施設に派遣して、ワークショップやミニコンサートなどを実施する取り組みである)
「本稿で紹介した諸外国の事例と比較すると、決して十分とは言えない。ひとつには、子どもたちが芸術や創造的な活動に取り組む意味や、そのことで得られる教育的な効果について、まだ十分に理解されているとは言えないこと、また、個々の授業の中では様々な工夫やアイディアを活かしたものも見られるが、散発的なものが多く、
長期的な視点や戦略が欠如していること、そして何よりも、英国や韓国に見られるように政府レベルで複数の省庁が共同して大胆な取り組みが行われていない。」
MLでは、さらにアウトリーチの日本での実例として「アートサポートふくおか」が紹介されました。
☆ アートサポートふくおか
さて、このレポートで述べられている「政府レベル」で、あるいは「教育サイド」を動かすための一方法としてアウトリーチのことが取り上げられています。また美術教育のあり方を問うご指摘もありました。例えば「教科主義」の問題など。そして私は、再度学校教育の中の日々の授業での価値について、美術教育界がそのことをプレゼンしていかなければならないということを確認しました。
同時に求められるのが教科のあり方を問うことであり、日々の授業の充実であることは言うまでもありませんが。
この2年間、いろいろなアクションを起こしてきてそれを実感しています。
今後何をすべきか。
《関連記事》
☆ 「元気なアート、元気な学校」解題
☆ アートの教育の可能性を拓く-芸術系教科の授業削減計画再考-














