土門拳 古寺巡礼

  土門拳の写真集「古寺巡礼」をじっくり鑑賞しました。数年前奈良や京都で過ごした時間を思い出します。そしてあらためて、土門拳氏のすごさを感じずにはいられませんでした。

土門拳 古寺巡礼_b0068572_22541915.jpg 特に土門氏がとらえた仏像の写真は、当時つくった方々の思いまで感じさせてくれます。実物を見て受けた感動とはまた違ったものがあります。

 写真そのものが鑑賞教材になりますし、とらえられた被写体そのものを対象とした鑑賞教材にもなるように思います。
 
 仏像の写真を見ながら、ひとつの鑑賞授業を考えています。
 こうして当時の人達が生み出した形を、そのつくっている様子やそのときの思いを想像することを視点とした鑑賞授業はどうだろうか。あえて視点を与える授業です。そういう視点で子どもたちに思いをふくらませ、感じとってほしいものがあるのです。先人が残してきたもの…。
 土門拳氏の写真を見ていると刀のあとがよくわかるものも多数あります。その彫っている瞬間を想像してほしいと思いました。
 また、写真を撮影した瞬間のことも想像できる気がします。何に心ひかれてシャッターを切ったのか…

 ☆土門拳記念館

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Commented by 青木 at 2007-08-25 00:14
あ、同じの持ってます。今、学校に置いてありますけど・・・。
私も久しぶりに見てみようかな・・・。
そういえば、数年前土門拳記念館で勝った、千手観音(唐招提寺)の大判ポスターどこにしまったかな~?
大きくて、貼るところがないまま、筒ケースに入れてそのままになっているような・・・。
土門拳、いいですよね!

面白そうな授業案ですね。ぜひ、実践して、感想等聞かせてください!
ちなみに、私は奈良の大仏をテーマにした鑑賞をよくやります。
自分の大学の教授が大仏さんの研究をしていた方でしたから、
レアな資料もあるものですから。
ただ、ちょっと事情がありまして、この2年くらいやってないので、
また復活させようかと思っていたところです。
Commented by yumemasa at 2007-08-25 00:59
土門拳、いいですねほんと。実は似たような授業をやっているんですけどね、軽く。
つくったときのことを想像させると教室はおそろしいほど静かになります。この感じがたまらないのです。
ただ本格的にはまだやってはいません。少しこの案は寝かせておいて、それでも忘れずにいたら、多分ホンモノだと思うんです。
ところで奈良の大仏の授業ですか。
どんな感じなのかなあ。
Commented by hakusuke at 2007-08-25 10:05
土門拳は、すばらしい写真家だと感じます。あの迫力ある写真は、仏像への興味・関心や木にかかわる鑑賞指導に生かすことができることでしょう。ここ数年日本画鑑賞が中心になっているため、写真も鑑賞指導も取り入れねばいけないな・・・と感じています。

そして記念館も素晴らしいところです。酒田の丘にひっそりと建つ記念館。だいぶ昔に出向いたので、記憶が曖昧ですが、確かに青木先生が記しているとおり、大判ポスターが販売されていたはず。

私は以前、美術ではなく、免外社会指導していた際、日本文化のところで土門拳資料を扱いました。
Commented by yumemasa at 2007-08-25 22:54
hakusukeさん、授業のアンケートとったり、いろんな研修したりで、バリバリやっていますね!お会いしてからもう1年ですね。
さて土門拳さんの大型ポスターやら記念館やらいいなあ。
鑑賞はおもしろいですね。いろいろアイディアをあたためています。
by yumemasa | 2007-08-24 22:28 | Comments(4)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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