北海道教育美術展の作品公開

第34回 教育美術展

この審査の基本的な考え方は?北海道造形教育連盟委員長の今先生のお話から一部を紹介します。

絵から伝わる子どもの想いやメッセージ、楽しさや工夫をどのように読み解くか、それは指導に当たる私たち教師の課題でもあります。一人ひとりの子どもの想いや感性を大切にした『その子らしい』声が作品を通して聞こえてくるものをと考え審査に当たりました。

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 コンクールに功罪はあると考えていますが、この北海道教育美術展では審査のあり方を真摯に追求しています。審査前にも「子どもの絵をどうとらえるか」ということが、北海道全体から集まった審査員約100名の中で確認されています。
 審査後にはアンケート集約、審査のあり方の検証をして来年につなげるということをしています。
 こんな審査会ですから、その内容はまるで研究会のようです。

 審査を通して見えてくる現場の実態、課題も見えて来ます。美術教育の研究団体が美術教育支援的な活動をもっと積極的にやっていかなければと思います。
by yumemasa | 2008-01-16 01:01 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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