新学習指導要領の改定案〜パブリックコメント・3月16日まで

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 新しい学習指導要領の改定案が出されました。

 新しい学習指導要領(文部科学省)

 改定案へのパブリックコメント受付は3月16日まで


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【追記】

最終的に私は以下のようなパブロックコメントを出しました。

山崎の提出したパブリックコメント
Commented by 東良雅人 at 2008-02-16 20:21
やっと出ましたね。中学校美術では「身につけさせるべき資質や能力」が明確になりました。表現方法などはほとんど取り扱いの方で整理され、表現及び鑑賞の活動において「何を身につけさせるのか」を起点として授業構築をしていかなくてはなりません(現行でもそれはそうなのですが)また、全ての活動において、「色や形などの造形的な要素」を意識させて、生徒の豊かに感じ取る力の育成を目指すため、それぞれの原動力となる資質や能力である〔共通事項〕を示しています。
Commented by misawkazumi at 2008-02-16 23:59
小中学校の繋がりがスムーズになったように思います。共通事項がキーポイントですね。まずは原稿の指導要領と比較してみなくては。
Commented by yumemasa at 2008-02-17 00:18
東良さん、三澤さん、コメントありがとうございます。このような場でのいろいろな意見や感想の交流もまた、とても大事なことだと思っています。
なにしろこれで10年いきますから。
指導要領はどうつくられていくのがよいのか、そんなことも含めていろいろ考えていきたいと思っています。
Commented by yumemasa at 2008-02-17 00:44
さて、小学校の目標に「感性」という言葉が入ってきました。目標からつながりが意識されています。
それから、小学校の現場ではあまり理解されない面もあった造形遊びなどの記述では、「〜を通して〜指導する」というようになり、非常にわかりやすくなりました。表記上は大きな変化ではありませんが、受け取る印象はかなり違います。
現場では活動ありきの面がありましたから。
共通事項も小中ともに発展的にとらえられていて、美術教育を通して具体的に何を育むのかが明確にとらえられるように思います。違う校種の先生が読んでイメージしやすいというのは大事なことです。ただここに書いたのはざっと見ての印象です。またじっくり読んでいきます。
鑑賞の内容はいろいろな実践からくみ上げている感じがいいです。具体的な授業が想起しやすいです。
うーん、年間のこの時間数でこれだけのことをやるというのが、ある意味とんでもない気がします。
どちらにせよパブリックコメントは大事です。
さて、受験産業がますます華やかになり、もうひたすら競争、競争になっていくでしょうから、図工美術の教科の存在意義は大きいはずです。
Commented by misawaakzumi at 2008-02-19 23:47
山崎先生のおっしゃるとおり、年間の時数の中ですべての対応は難しいと思います。ですから、育てる資質能力を横軸に、縦は学年(9カ年)のマトリックスをつくり、そこに当てはまる題材を入れていくような9カ年計画が必要になると思います。あと少しで所沢の研究が出せると思います。完成度は低いですが、参考になると思います。
Commented by misawaakzumi at 2008-02-19 23:56
そうそう、今回の指導要領で、重要な部分は、指導計画の作成と内容の取り扱いだと思います。勿論内容や共通事項と照らし合わせてですが、具体的な留意点と指導項目が書かれています。指導要領上では目標が一番先に書かれているのに対し、最後に書かれていますが、現場では一番分かりやすく具体的だと思います。解説書を早く読みたいですね。
Commented by yumemasa at 2008-02-20 01:17
misawa さん、そうなんですよ!一時間一時間の授業は非常に大事なのはもちろんですが、最近、指導計画がとっても重要に感じます。もうトータルで考えることをもっとしていかないといけない気がします。
所沢のそろそろですか、楽しみにしています。
全国各地でこのような提案がたくさんされたらいいのになと思います。
Commented by 東良雅人 at 2008-02-20 08:50
中学校では目標に「美術文化」という言葉が入りました。個人的には「生活の中での美術の働きの理解」が入って欲しかったのですが、内容では触れているので仕方がないかと思います。今回は各内容及び項目が観点と統一してありますから、学習評価はずいぶん楽かと思います。
Commented by yumemasa at 2008-02-21 05:07
「発想、構想」と「創造的な技能」という別れて記述されたことはよかったですね。と同時に「共通事項」で貫いているのもいい。実際の授業では共通事項を具体的にどう扱うか、これ、ポイントになるでしょうね。
「生活」と関わるということこれは美術をものすごく楽しくしますね。そして、同時に深まりも。
ここを読まれているみなさんが、簡単なコメント入れてくれると面白いんですけど。
Commented by かじおか at 2008-02-21 21:06
「生活の中での…」というのに私も一票。「FineArt」にドップリという感じでは、美術の苦手な子が「なんで美術せなあかんの?」という感じになります。遠くの芸術より、身近な生活の中に「いかに美術が必要か」を説くのが良いと思います。
Commented by かじおか at 2008-02-21 21:11
もうひとつ付け加えるなら、「造形活動を体験することによる育ち」にもっと着目してもらいたいです。発達心理学的というか認知心理学的というか、人間のあらゆる能力の発達に関わる教科なのですから。
Commented by yumemasa at 2008-02-21 21:45
かじおかさん、うれしいです。コメント。生活と美術、ここが印象として弱いのは教科書に例えば身近な商品がのったりすることの難しさがあるのかなあなどと思ったり。
私は「かっこいい」と美術を結びつけています。フィットする言葉なので。
美術を通して育まれる具体的な力は石狩の研究で具体化しています、これも一つの試みです。
指導要領ですが、他教科を読み込むと面白いです。保健体育を同僚と分析したら?????施設、設備、予算の関係から可能な武道は相撲かなぎなた。うーん。
Commented by ノブジン at 2008-02-24 21:17
山崎先生、こんばんは。函館の木村です。
昨日、「おおはしわあるど」の大橋先生が、函館にいらして、子どもの絵の見方や新指導要領について講演をして下さいました。とても分かりやすく、またユーモアも交えた、楽しい約2時間の講演でした。お人柄も気さくな方で、とても親しみやすく、よい時間を過ごさせて頂きました。
山崎先生の新旧指導要領対照表、資料として見させて頂きました。ありがとうございました!
それはそうと、そちらの天気はひどいようですね。お見舞い申し上げます。函館は風は強かったものの、雪は降らず、大橋先生も予定の飛行機で無事出発されました。
人との出会いは大切にしたいですね。今回、大橋先生とお会いして、特にその思いを強く持ちました。
Commented by yumemasa at 2008-02-24 22:27
木村さん、本当によかったですね。大橋先生に来ていただいたのは大正解だったと思います。
やさしく、ユーモアもあり、かつ、シビアに言うべき意見をしっかり言う。そういう方です。
文科省などに対して出した美術教育に関する要望など、短期間でよくあれだけのものをまとめたものだと思いました。
日本美術教育学会の事務局をしているだけのことはあります。
とにかく素敵な出会いなったこと、喜んでいます。
by yumemasa | 2008-03-16 23:30 | 新学習指導要領 | Comments(14)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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