岐阜県の中学校の美術教育研究会
2008年 08月 17日
☆岐阜県中美研
このようなサイトに出会えると、うれしくなってきます。あー、思いの同じ仲間がいるって感じるからです。
このサイトは組織のことや研究のことがよくわかるように、つくられています。
なんと県の中の各地域の研究の概要まで掲載されています。
研究テーマには大事なことが書いてあります。まさに本質。「心をえがく、色・形」という研究テーマです。
その視点から自分の授業を検証していったらどうだろう?なんて思いました。
以下、一部転載させていただきました。
私たちはテーマを考えるにあたり、まず、造形教育の原点にかえり、「心を育む」ことを大切にしたいと考えました。
「造形」とは、文字通りに「形をつくる」という意味です。造形とは絵を描く、粘土で作品をつくる、紙で工作をするなど、さまざまなな意味を込めています。いわゆる、素材や材料をもとに人の手を介して、作品をつくりあげていく行為です。
しかし、それだけでは私たちの考える造形とは言えません。材料や、素材をもとに、思いや願いをもって、人の手を介して、作品をつくりあげ、さらにそれをみて、楽しんだり、愛着をもったりする行為を造形と呼ぶのだと思います。つまり、「人の心」が入らなければ、造形とは呼べません。造形において「心」はもっとも大切にされるペきものと言えます。
(中略)
以上のようなことから、「心を表現する」「心が表れる」という意味をこめて、〔心をえがく」さらに、造形という言葉を、立体表現や絵画表現などさまざまな造形表現の要素を含め、「色・形」と置き換え、「心を描く 色・形」という研究テーマとしました。