100色相環づくり(中学校1年生)
2008年 10月 02日
色の勉強って本来楽しいもので、やはり感動を伴っての授業でありたいなと思います。
もう、この授業ならわくわくですね。
以前からペットボトルに絵の具を入れて校内に飾っていると伺っていました。
色のグラデーションが美しい!
で、今回このブログで紹介させていただくことになりました!
しかも、指導案つき!!発表しても原稿料ひとつもでませんが、こうしてご協力いただけるのはうれしいです。というより、鈴木先生のような先輩教師から学べるものをとことん学びたいです。
この指導案は「全道造形教育研究大会いしかり北広島大会」で、 使用しているスタイルです。この大会に参加された鈴木先生が、わかりやすいからという理由で、ご自身の校内研の指導案で採用していただいたのです。
指導案をつくっていて、「育てたいものが、はっきりする」とおしゃってくださいました。これも「共同研究」と言えると思います。
ただいま美術科の教員を目指し勉強中の大学生です。
今度、教育実習へ行くにあたり、指導案を作る練習をしていたのですがなかなかいい案が出来ず悩んでいました。
そこで、
こんな学習方法があったのか!!
と驚いて思わずコメントさせていただきました!
生徒が制作を終えて、何かを感じることの出来る授業が重要なのですね、、、
指導案を載せていただきありがとうございます!
指導案のことなら、以下のサイトも参考にしてください。
滋賀県の先生のものです。
http://be-hot.hp.infoseek.co.jp/
授業では何をするかではなく、何を育てるか(どんな力を身につけさせるのか)そのことが大事です。
教育実習に行く前に「学習指導要領の解説」は是非読んでおきたいです。頑張ってください。
サイトも参考にさせていただきます。
何を育てるか。。
授業の内容ばかり考えて、育てたいことがわかっていばかったように思います。
目的をはっきりとさせ、もう一度指導案を作成してみます。
「学習指導要領の解説」も、もう一度読みます!!
ありがとうございます
さて美術の授業はややもすると、何を、どのようにさせると、子どもが頑張ってよい作品をつくるかというようなところに目がいきがちです。
子どもが何を学んでいるかということに目を向けて行くと道を間違わないように思えます。
教師の方向に作品をつくらせていくということがまだまだ多いです。それは、私の中にもあるかもしれません。
そういう意味で「美術による学び研究会」での研究は大事にしていきたいです。
はい。ブログをはじめてみました。文章を考える練習にもなるかと思い。
指導案はやはり難しです。。気づくと何が目的だったのかわからなくなってしまいます。
どうやって教えるか、授業を進めるかばかり考えて、生徒ではなく自分が中心になっていたように思います。
様々なことを教えていただきありがとうございます。
「美術による学び研究会」もまた確認し、参考にさせていただきます。
「うーん、それじゃわかんない。」なんて言われたりして(笑)。妻の前ではよく模擬授業をしました。
最近、同僚を相手に対話による鑑賞授業をして楽しかった!!
教育自習先の先生からもたくさん学んでください。その先生から何も学ぶか、その姿勢が大事になります。
私も教育実習の頃がなつかしいです。
(@_@) Oh, great! 頭がさがります。m(__)m
nihkさんはじめまして。
誰かが言っていました。
「講義」はしゃべっている人が主役。一番いいところもしゃべっている人。
「授業」は生徒が主役。一番いいところは生徒に。
授業を進めようとすると大概は無理が生じて生徒にはほとんど何も残らないことが多いなぁというのが最近の感想です。お約束だけ明示してあとは生徒に“委ねる”とおもしろいものもたくさん出てくるし,生徒にも当事者意識が出てくるし,授業者も気持ちが楽になり生徒とのコミュニケーションに時間をとることができます。(個人的な感想「通販風」)
授業や生徒や作品をコントロールしようとすると不健康です。あやつり人形のようにやっていっても紐はからまりがち。生徒は生きているわけですからそこに視点をもっていくと健康になるのではないかなと思うとります。
はじめまして。こんばんわ
指導案の作成をとても難しいです。。指導案の基本的な「誰が見ても分かる資料になっているか」という部分に大きな問題があるように感じています。
私はひとり模擬授業を行なってみましたが、、
完璧に一人芝居です。(笑)
新たな指導案は家族にも協力してもらい、完成させようと思います!
昨日、教育実習校先でのガイダンスがあり、せっかくの機会なので指導案を提出し、添削をお願いしてきました。しかし、今改めて見返してみると、、、提出するにはまだまだ文章も内容も未熟でつまらなくて。。。
現在、添削結果をEメールで送っていただくのを待っている状態なのですが
新たに違った指導案を作成中しています。新たな指導案が完成し次第、添削結果が送信される前にこちらから新たな指導案を送ってしまい、旧案、新案の2つを添削していただいても失礼ではないでしょうか?
それとも添削結果をみて、新案もその結果をふまえ作成し直し、改旧案、新案両方を添付して返信をした方が良いのでしょうか?
そもそも先生には普段の授業もあるので迷惑でしょうか、、、?
長々と書いてしまい申し訳ありません!!
はじめまして。こんばんわ
「授業」は生徒が主役。一番いいところは生徒に。
まさにその通りですね!!!
美術は授業が進むだけでは本当の楽しみは感じられないように思います。。
指導案作成にあたり、私も生徒に委ねるようなものをかんがえてみたのですが、、
自分がそれを抱えきれるか、理解してあげられるかなど考えると、不安になり、機械的に技術を身につけるような授業の方向になってしまいます。
現在考えている指導案では、
錯視を紹介し、対話をしながら課題に興味をもってもらい、
錯視を解説しながら光りの力や、遠近法やパースを理解し
最終的にはそれらを利用し、立体感のある絵を鉛筆で制作してもらおうかと思っています。
美術が苦手な生徒にも楽しみながら、基礎が身に付くかと思い設定したのですが、、
美術の授業からそれ、講義のようになってしまうかな?ともおもうのですが、、
どうでしょうか??
ご指導いただけると幸いです。
ただ,錯視は大変バリエーションが多いものですので,そのすべてを取り扱っていくのか,しぼるのか対象児童・生徒の状況ともあわせて判断していくことがポイントになるかなとも思います。
錯視,だまし絵系の書籍は大変たくさん出版されていますし,トランプの柄になっているものなどミュージアムグッズも大好きでその多くを購入しましたが,現在はWebという文明の利器があるので情報を得るにはとてもに便利です。キーワードを入れるとホントにたくさんのサイトがヒットします。
シンプルな幾何学図形に具象を書き加えることによる作品制作など諸先輩先生の実践があったと思いますし,このブログを見ている方で実践されている方もおられると思いますので,nihkさんから差し支えない範囲での対象児童・生徒の学年や状況など教えていただければ該当校種の先生からのコメントが入るのではないかなと思います。
山崎さん,このようにここを使わせていただいていいですよね。
添削の件ですが、思った通りお伝えするのがよいかと思います。たぶん、先方もお忙しいはずです。担当している校内の仕事、学校の子どもの様子、時期(行事との関係)、その他、もう学校にはたくさんの仕事があります。そのことをある程度想像しながら相談されるとよいと思います。
とにかく、メールで添削をお願いしますというのは先方には大変かも知れません。添削を求めるられると、これは厳しいかも。そのような時は、「お時間があれば…」というような形がよいでしょう。
私もメールを多用しますが、返信を求める時は やはり気をつかいます。
でも nihkさんのコメントを読んで、やる気のある教育実習生さんだなと思います。
私も実習生さんを担当しましたが。事前に指導案を持ってきて学生さんはいなかったなあ。そいういう意味ではいいですよ!すごく。
失礼になるかどうか、とにかく相手の立場に立って考えてみるしかないですね。私も失敗が多いのでアドバイスにならないなあ(笑)
“つかみはOK”
ですか!よかったです。
興味関心の維持はとても難しそうです。ありがとうございます。
錯視は本当におもしろくてバリエーションも多くて。すべてを紹介したいぐらいですが。一日つかっても紹介しきえれないですね。楽しんでもらうだけならプリントとして配布してしまえばよいのかもしれませんが、やはり学んでほしいので…なにをいくつ紹介するかは重要ポイントに鳴りますね…
「幾何学図形に具象を書き加える」そんな方法もあるのですね!同じものを題材に設定しても、本当に様々な授業パターンがあるのですね。ひとつの方法で満足していてはいけないですね。
webは本当に便利です!多くの錯視を見つけることが出来ました!気づくと自分が錯視を楽しんでしまっていることが多いですが。笑
多くの方からご指導をいただけるのは嬉しいです!
たった今、山崎正明さんや黒木さんにアドバイスをいただけているこも嬉しくて、励みに鳴っています。ありがとうございます。
お言葉に甘えて、対象生徒について書かせていただきます。
担当学年:中学1年 一クラス42名
担当学年の授業では風景画を行なっています。
研究授業では、風景画を一時中断し、1コマ50分授業を2コマ連続で持たせていただきます。
現在、風景画を行なっていることをふまえ、私の授業では、立体、空間表現を理解することを目的としました。
授業の流れは
1リヤーの錯視などをみて、錯視について知ってもらいます。
2片岡明佳さんの回転してみえる錯視など作り出すのがこんなんな物を観て楽しんでもらいます。
3ホロウマスクの錯視から光りの影響を感じてもらいます。
4、簡単にできる錯視として、パースや、グラデーション等を用いいたものを紹介します。その仕組みを解説することで、生徒に立体物の表現方法を感じてほしいと思っています。
5得た知識を利用して、「自分で錯視を創り出す」というかたちで簡単な立体や空間を想像して描いてもらおうと思っています。
なんだか自分のことばかり書いてしまい申し訳ありません。
お時間があれば観ていただけると幸いです。
ログインしている時といないときで変わるのですね!!知らなかったです…初めましてではなかったですね!こちらこそすみません!
やはりメールでの添削は避けたほうがよいですよね。もし私が逆の立場だったら、通常の仕事に加え、添削、返信というのは負担に感じると思います。
新案の方は改旧案の再提出時に一緒に提出し研究授業をどちらの方向で進めて行くかを考えて行こうと思います。
やる気のある実習生だと感じていただけていると嬉しいです。
やる気はあるのですが、作業の遅さと、未熟さ、何より自分の幼さが恥ずかしく感じられ、マイナス思考になってしまっています。なんだか空回りをしてしまっているような…。
しかし、そんなことを言ってもしょうがないですし、やれること精一杯やって行こうと思います!
お二人からのアドバイスを胸にがんばっていきます!!
ありがとうございます。
あったりまえでしょう(笑) だから実習をやるのです。
かと言って教員になって何年たってもそんな感情にはいつもおそわれていますが・・・
実際の授業案については,私が高校の教員ということで中学1年という発達段階に詳しくなく発言に自信がありません。ここはひとつ鈴木先生はじめ中学校担当の皆様のご登場を期待するところです。
多くの情報は得ながらもあくまで自分に合った方法と生徒の視点で題材設定を深めることが大事かなと思います。そのためには「電車○」ではありませんが,みんなで応援しましょうよ。自分もいつか来た道なわけですから。
nihkさん、はじめまして。100色相環を実践した鈴木です。熱心な実習生さんのようで、こんな学生さんに来てもらえたら、指導するほうも張り切っちゃいますね。実習生を迎えるとこちらも勉強になります。それまで適当にごまかして授業していたことが浮かび上がってきて、教員も学びなおすチャンスになるんです。
実はこの100色相環の授業も、私の息子が教育実習をしたときに、一緒に考えて生まれたものです。著作権は息子にあるかも。
話を本題に戻して指導案の件ですが、錯視は面白いけれど、制作と結びつけるところが難しいように感じます。導入としては食らいついてくるだろうけれど、それをどう活かすかという点がね。伝えたい、伝えたいと思いすぎると教員の知識の押し売りになってしまいます。生徒が、錯視の図から何かに気付くチャンスを大切にすることだと思います。それはあまり欲張らず、一つ二つの点でもいいようにも思います。
教員の豊富な話から気付かせるのではなくて、生徒自信の作業や体験から気付かせることだと思います。
錯視の図形をたくさん見せたければ、廊下にたくさん掲示して、授業以外の時間に見てもらうということもいいのでは?つぎの授業に活きてきます。生徒はきっと興味を持って見ますよ。私も、エッシャーの絵のコピーをたくさん廊下に掲示していますが、生徒たちはいつの間にかよく見ていて、話し合ったりしています。参考になったかな?応援しています。
これだけで、研修会になってしまいます。
問題点を話し合うのもいいのですが、もっと、こうしたらよいのでは?とか、こんな方法もあるとか、このように創造的な感じがいですね。
立場も世代も違う組み合わせ。おもしろいです。
コメント欄が掲示板のようになってくるとおもしろいですね。
misawaさんの提案しているケーススタディーにもなりますね。
それにしても nihkさん、前向きでいいですね。
実はコメントしながら勉強になっているんです。私たちも。
質問をしておいて、お返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
先日からインターネットが繋がらず、たった今!繋がるようになりました!
本日、帰宅したらまたじっくりお返事させていただきます!
そうですよね。文字にすることによって曖昧なものがハッキリする感じもあります。
>もっと、こうしたらよいのでは?とか、こんな方法もあるとか
そうですよ! もう一声いろんな方からいただければいいなと思います。
私も週末にかけて書き込みたいと思ってます。
教育実習2時間という制限がなければ,空き教室や学校祭などを活用して「錯視の部屋〜あなたもだまされてみない?〜」はやってみたいなと考えているところです。
黒木 健さん
優しいお言葉、とてもありがたいです。
教育実習、笑顔で乗り切ることが出来そうです!
まだまだ、知識が少ないので、皆さんからたくさんの情報をいただけると、とても嬉しいです。上手に使うことが出来るかは分かりませんが、少しでも自分の抽き出しを増やしておきたいので…。
皆さんに声をかけていただきありがとうございます。
週末の書き込みもまた、楽しみにさせていただきます。
「錯視の部屋〜あなたもだまされてみない?〜」
楽しそうですね!!正規職員になればそういった活動もできるのですよね。うらやましいです。
はじめまして、こんばんは。
コメントをいただきありがとうございます。
また、皆さんの何らかのお役にたてているのなら、私も安心して、コメントをさせていただくことができます。
息子さんも教職をとっていらしたんですね。
教育実習の時点でこんなに楽しい授業を作成できるなんて、うらやましいです!
生徒が気付くチャンス
そうですよね。多くの錯視をみせてあげれば、生徒は喜んでくれるのではないかと思うのですが、楽しんで「おもしろかった」だけでは終わらせたくないので、しっかり展開、まとめへ結びつけていきたいです。そのためにも、生徒が気付き活動する授業が重要なのだなぁと感じています。
実際に錯視の授業が出来ることになったら、錯視が使われている文具などを購入し、実習中に使おうと思っています。また、生徒の身近な錯視として、ディズニーのホーンテッドマンションなどの例も準備しておこうと考えています。
錯視の掲示、実習が始まったら、担当の先生に相談してみます!生徒達は案外掲示物を観ていてくれているのですね。生徒が、興味をもってくれたらとても嬉しいですね!!
とても参考になりました!ありがとうございます!
はじめまして、こんばんは。
ネットワーク掲示板
とてもよいですね!
以前、「美術の教員は孤独だよ」と言われたことがありました。
顔はみえなくとも、こういった場のように、どこか繋がりがあると思えるだけで、安心することが出来るように感じます。
私も先生になることができたら、利用させていただきます。
まさかこんなに、たくさんのお話を聞けると思っていなかたので、とても嬉しいです。このブログにコメントをして、本当に良かったなぁと感じています!
暖かいお言葉、本当に私の支えになっています。前向きな考えを持つことが出来るのも、ここで、相談にのていただけているからですし、こんなに応援していただいているのだから、意味のある教育実習にするために努力しようと思えます。
これからもよろしくお願い致します。
北岡明佳氏の錯視はすごいと思っていましたが, Edward H. Adelson氏のものは知りませんでした。フォトショップで両方のエリアを切り抜いて近づけて目が点になりました。(・o・)←こんなかんじ。
北岡明佳氏は以前NHKの「ニッポンの教養」で放映され楽しく見ましたが,改めてNHKのサイトに言って「ニッポンの教養→北岡明佳」で進んでいくとディレクター,プロデューサーの興味あるコメントを読むことができました。なかなかいいですね。
日曜美術館のサイトも行ってみると面白かった。花の紹介までしてました。あさっての放映で姜尚中氏が「不思議ですね〜」「おもしろいですね〜」とあの口調で言うのかそれも楽しみ(^_^)
山崎先生,黒木先生,三澤先生,鈴木先生,さながらネット研修会ですね。うーん,勉強になる・・・と感じた教諭3年目の私でした。
私も勉強になってます。ブログをやっていてよかったと感じる瞬間であります。
みんながつながるとやはりパワーが出ますね。
タイムリーですね!!!ありがとうございます!
さっそく録画予約をしました!
生徒にこの番組の話をすれば、新日曜美術館にも興味をもってもらえそうですね!!
yumemasaさん
私も、上記のブログ見させていただきました!!
説明されても、やっぱり疑ってしまいますね!笑
こちらもタイムリーなのです!
私の在学している大学で5月18日に北岡明佳先生の講演があるのです!
ぜひ、行きたいのですが、大学の課題提出期限が迫っており、制作状況によっては、聴講できなくて、、聴講しなかったら、絶対後悔してしまいそうですよね。
初めまして、こんばんは。
サイト拝見させていただきました!学校でどういったことが起こるのか、どのようなことで悩むのかなど、いろいろなことがイメージでき、とても勉強になります!
連絡をさせていただくと思いますが、その時はまた、よろしくお願い致します!
あとなんでしょうねぇ。教育実習生の魅力は「若さ」じゃないかな?と思います。生徒たちは先生方の姿をよく見ています。私などよくみてるなぁ考えさせられます。先生が一生懸命授業をすれば,失敗しても生徒たちはついてきます。教科指導もさることながら,生徒指導でもだらしない指導をすれば,生徒たちから先生への信用もなくなります。「若さ」を武器に,今できることを大いに実習で発揮してみてください。教育実習は,教科指導だけが実習ではありません。生徒指導を学ぶ良きチャンスだと私は思います。偉そうなこと書き込んでいますが,私も仕事はのろいです。
日曜美術館(NHKのサイトを見て分かったことなのですが,「新」が消えてました。)を見ましたが,やはり全ての錯視をが取り上げられず,一部の紹介ということからも改めて錯視の範囲は広いことが実感。
「自分で錯視を創り出す」ということを目標とするのであれば「おもしろい!」ことが「困難」に至る落差が心配です。
ということで,自分であれば・・・
ポッゲンドルフ,ツェルナー,ジャストロー,エビングハウス,ミュラー・リヤー,デルブーフあたりを基本図形に提示して,それに身近なものを当てはめての抽象的錯視画と具象画の融合表現を考えます。題材設定の根拠は学習指導要領で謳われている「対象を見つめ感じ取る力や想像力を高め,豊かに発想し構想する能力や形や色彩などによる表現の技能」と,仕上がった作品の相互鑑賞による「よさや美しさなどを味わう鑑賞の能力」の育成としてそれを目指します。→続く
。私の場合「指示は少なく,作業は多く」を心がけていることもあるので,鈴木先輩が記したように各種錯視画を事前に廊下掲示することによって実際の授業の導入時間は少なくすることを考えます。→続く
錯視というより、立体的の表現する方法を学んでもらう方向にしようか。
それとも、鑑賞の授業のようにしていくか。。しかし、せっかくの実習なので、生徒の制作をッ観ていたいとも思いますし。。
「若さ」大切にしたいです!!
hakusukeさん
ありがとうございいます!
実習校の先生ともよく相談させていただきます。
実習期間は、とにかく1日1日を大切に、全力で取り組んできます!!
生徒指導、教育実習生だからこそ、生徒は話しかけてくれたり、相談を持ちかけてきてくれるのではないかなぁと考えているのですが、いざ何か相談されたら、答えを見つけてあげられるか、とても心配です。
そういったことも、授業同様、一生懸命考え、答えてあげればきっと生徒にも伝わるものですよね!
ありがとうございます!!
「指示は少なく,作業は多く」とても大切だと感じます。
生徒に工作セットを渡し、「作業開始!」と伝え、生徒自身で何をどのように作るか、
そのために何が必要か、手順はどうするかなど、1から考え、生徒同士でも相談し合い制作し、教員は少し背中を押すだけのような積極的な美術の時間がいつかつくれたらよいなぁと思っています。
授業に流れ、とても勉強になりました!ありがとうございます!
頭は冷静に、、何度も見直しているうちに冷静になってきているよに感じます!
良い指導案が完成するようがんばります!
私は一人で考えていると、つい頭が堅くなって、自分で勝手に「こうじゃなきゃいけない」と決めつけてしまうところがあります。
みなさんにご意見をいただくことで、違った考え方を見つけることができ、とても嬉しいです。ありがとうございます。
私にも教育実習のときはありました。今も覚えています。お別れに生徒が歌ってくれた「いとしのエリー」。
さて、私は時間がないので過去記事紹介させてください。
http://yumemasa.exblog.jp/3476722
http://yumemasa.exblog.jp/5685143
私も同じ考えです。教職1年目のころは「題材設定の理由」だけでB4で1,2枚かかっていました。そのあれこれある気持ちをできるだけシンプルにして,というより生徒に見えなくして授業で提示する。全部出しちゃ理屈っぽくなっちゃいますから。
一個人の経験談にすぎませんが,美術の授業を行う際,“始めに美術ありき”で提示するとあまりうまくいかないなと思います。食事で例えると,“これは旨くて栄養があって有名なシェフが作ったものだ,さぁ食え”タイプ。生徒のことなんか全然見ていない。こちらの都合,美術は立派主義。
生徒の生活や気持ちからスタートし,結果的に美術の力がついたり美術のことが好きになったりできればベストなのですが。
美術教育の様々な有り様は、全国各地で取り組まれている実践の温度差、つきつめると、このようなことにたどりつくでしょう。
だからこそ「学び研」の存在が大事になってくると思うのです。
ちなみに、私の最近のスケッチの授業はこれらの葛藤を経て、形になってきたものです。
このようなごくシンプルな授業を追求するのはおもしろいです。
また料理に例えちゃいますが,レストランや高級(?)料理コンクールでの料理などそれはそれとして,家庭の中で行われている日常的な家庭料理で起こっていることに着目するイメージかな。ハレとケというか。外向的にバリバリいくのではなく,地味なんだけれどもじわっと内側に染みこんでいくような。山崎先生のデッサンの授業もそんなイメージではないでしょうか。
今回の話題の錯視についても,結果的な表出作品とは別に「錯視をみつけた人ってすげえよな」「最初に考えた人ってすげえな」「人間っておもしろいな」などという気づきを得てくれるといいなぁと思っています。
関連して今回の美育文化誌(5月号)Ⅰページ目の巻頭言で語られている事柄は興味深いです。
自分の力でやってみたいのに、あれこれ言い過ぎて考えることを奪ってしまう、私の中にも、そんなものがないか、いつも気をつけています。
美育文化の穴澤さんの分析はいつも興味深いです。美術教育を俯瞰して見ていますから。
あの生徒の言葉,いいでしょ。昨日も1年生の発言に驚くことありました。
対話による鑑賞、おもしろいです。
『「指示は少なく,作業は多く」』『「おもしろい!」ことが「困難」に至る落差が心配。』『一番見るところは「題材観」。つまり、なぜこの授業をするのか』『食事で例えると,“これは旨くて栄養があって有名なシェフが作ったものだ,さぁ食え”』『美術教育を俯瞰して見てますから』
色いろな魅力的な気になる言葉が次々と・・・。一つ一つが話題になり、考えさせられます。
yumemasaさんはもう修学旅行中でしょうか?お体、気をつけて下さい。
私は学校の課題のプレゼンテーションが迫り、指導案や教材研究になかなか集中できません。
器用にこなせれば一番良いのですが、一度に二つの物を。というのが、いまだに苦手で。。
教育実習がどんどん不安になっていきます。。
今日の読売新聞にマインドマップを実践している羽村第三中学校国語の先生,関根先生の実践が載っています。羽村第三中学校ってどこかで聞いたことがありませんかみなさん。はい,鈴木先生バトンタッチ!
関根先生は今、私の隣に座っていて、気が合うんです。
マインドマップの実践家です。
先日取材の生徒と担当の方が見えたとき、
私もその授業を参観しました。
さりげない絵を添えたりして、頭の中を整理する。とても視覚的な作業です。美術科ともすごく関係するよなって、話し合ってます。マインドマップ自体がひとつの作品です。カラフルでとてもキレイだし、イラスト入りだし。マインドマップを使ったグループ学習なんかは、対話型鑑賞と共通点もあります。マップを比較し発表しあうことで新たな発見があるのです。
ここのところ、しょっちゅうその話をしていて盛り上がっています。
ニュースは修学旅行の事前学習でしたが、進路を考える時にも使おうって話し合っています。
心の中を描く、心象画・空想画・抽象画の構想の場面で、
絶対有効な手段になると思いますよ。実はやってみようと思っています。
同じ学校というのも驚きましたが,席が隣りだとはさらに驚きです。鈴木先生や関根先生のような方がいる羽村3中の生徒は幸せですね。
手描きのマップはもちろん魅力的ですが,パソコンをつかって思考を深めるとき,私の場合はのMindNode(Mac用フリー)を使っています。図形を入れることはできませんが,サクサク直感的に動いていってくれるのでオススメです。