野焼きは楽し |

「火を身近に感じる」ということは窯場の当地でも子どもには縁遠いものになっています。
この画像では子どもが火を見るのはわずかな時間です。夜のもみがらから上がる炎は大変艶かしく心踊るものがあります。
若い頃は、夜に保護者同伴で一緒になってボウボウと炎をあげていたものでした。(差し入れもうまかったなあ)しかし、今では諸般の事情からそんなこともできなくなりました。
それでも窯造りから窯出しまでの一連の流れを体験させることはとても重要なことだと思います。協働の意味を少しでも理解してくれたらと、そしてその時の子どもだけでなく、私が関わる全ての子どもが経験できるようイベント的な部分は全て削ぎ落として続けてきました。それが私の生きる道と言っては大げさかもしれませんが、子どもの炎を見つめる目や灰の中から作品をとりだす手は、何回野焼きを行っても私には喜びです。これからもできる限り続けていこうと思っています。

尚、この野焼きの方法は 大月書店「野焼きで作るやきもの」大河信雄、大河内栄子著 を参考にさせていただき、自分のアイデアを含めて今の形になっています。
作品破損率は1%程です。派手さはありません。しかし、安全であり、もみがらが何であるかさえ未知の子どもに理解させることもできます。様々な可能性を持ち、意味づけも土地柄に応じて変えてきました。赴任した学校ではありがたいことに全てでさせてもらっています。耐火レンガが無い時は、ブロックでもしてきました。継続は力、そして様々な方のご協力を頂きました。これからも、こつこつとあせらずあわてず地道に続けていこうと思います。
INSEAの時には、平野小の5年生の授業と研究会に参加しました。経験の無い子どもたちでもいざ粘土を触りだせば、楽しく粘土で様々なことをしていきます。作品がどうというのではなく、技術がどうだというのでもなく、子どもが自分の世界広げていくことの大切さを再認識してきました。
来週は野焼きです。窯造りや焼成の様子作品等ブログに載せていきたいと思っています。
☆野焼きは楽し


