校内の環境づくり |
ここに本を置いているのは、美術と人の生活がつながっているということを感じとってほしいからです。

実は、このようなことは美術に限らず、学年の廊下なども使ってやるようにしています。いろいろな活動にあわせて、例えば「職場体験」があるときは、職業関係の本を、旅行的な行事なら、それに関する本や写真集など、そうすると生徒は手にとって見ます。
学校環境は知的、文化的、美的(遊び心も)、そんな空間であってほしい。それが生徒の学びを豊かにしていくことにつながっていくでしょう。
難しく言わなくても、校内に緑があるだけでも心がやわらぎますしね。
冗談で言うことがあるんです。校内をジャングルみたいにしたいとか…、廊下歩いていたらリスが出てくるとか、ワニなら怖いかなあとか、…でも、そこまで飛躍しなくてもいろいろできますね。娘が小学生の時は、教室内でいろいろなものを飼っていました。バッタの脱走事件だとか、いろいろあったみたいですけど…、クラスの子は最初は嫌がっていた子も興味を持つようになるようでした。
どのような環境をつくるか、それは教師の願いを間接的に子どもに伝えているわけです。
《関連記事》
☆やはり気になるフィンランド
☆ 多くの教育関係者が見るべきでは?大地太陽幼稚園
美術と人の生活がつながっている・・・そうです、そこなんです。
それを知った子どもたちは一生を豊かに夢をもって生きられる。小・中学校時代にそんな学習環境があるかないかは決定的ではないか、とも思ってしまいます。山崎先生の熱情を感じてこちらが嬉しくなってしまいます。ありがとうございます。
でもこうして違う立場の方からのコメントは参考になります。
ところで環境、これは大きいと思っています。
でも、学校の教育予算は年々厳しくなっています。