東京でフォーラム「中学校美術の危機」 |
地域から美術教師が完全に消滅もあるでしょう。それを無くしてから気がつくのでしょうか。アメリカのように。
☆「学校から図工・美術教育が消えたら」
何とかしなければ。今回の中央教育審議会初等中等教育教育課程部会の中でも「美術、音楽を選択教科にしては」という声があったそうですし。
☆図工・美術が選択教科に? 08年9月

さて、今回の指導要領改訂で美術は必修教科として残りましたが、それで安心等まったくできません。そんなとき美術教育のフォーラムが開催されます。
以下、開催要領から転載させていただきました。(事務局の林先生には連絡しました)
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「造形・美術教育フォーラム2008」
期日 12月14日(日)午後3時~午後5時
会場 筑波大学附属小学校工作室 (参加費無料)
東京都文京区大塚3-29-1
℡:03-3946-1962(筑波大学附属小学校図工部)
主催 社団法人 日本美術教育連合
フォーラムのテーマ「中学校美術の危機」
このたびの学習指導要領の改訂では、選択教科が廃止され、総合的な学習の時間も縮小されました。熱心な中学校美術教師は選択教科、総合的な学習の時間を活用してきました。
これらの廃止や縮小は実質的な美術科の授業時数削減です。今、中学校美術の危機が叫ばれています。しかしながら危機は、だいぶ前から叫ばれていました。時間数削減による美術教育の危機は昭和33年の教育雑誌にも取り上げられているのです。
ところが今回は待ったなしの危機的状況が迫っています。この危機を乗り越えるためには二つの視点から美術教育を語る必要があります。
一つは日々の授業改善です。そのための「共通事項」の理解でしょう。
もう一つは未来に向けて美術科の可能性を探る取り組みでしょう。
そこで、武蔵野美術大学 三澤一実先生にコーディネートをお願いして、三澤先生を含めて4人のパネリストによるフォーラムを企画しました。
現場の状況について具体的な話題、事例紹介を提供してもらいながら、会場の参加者と今日、明日の美術教育を探っていきたいと思います。仲間をお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。無料です。
講師
三澤一実先生 武蔵野美術大学教授
鷹野 晃先生 山梨県教育庁義務教育課指導主事
中平千尋先生 長野県長野市立桜ヶ岡中学校教諭
濱脇みどり先生 東京都田無第一中学校教諭
フォーラムお問い合わせ:(社)日本美術教育連合事務局
筑波大学附属小学校 林 耕史(℡:03-3946-1962)
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☆STRONG ARTS,STRONG SCHOOLS
(この記事の初掲載は2008年11月22日)