
今日、府中美術館で開催される「美術による学び研究会」17時05分〜17時40分のプログラム「今、子供を中心に、つながる」で語り合う場面があります。
行けないので、私は、このブログで発言します。
最近まさにこの言葉通り「子どもを中心につながる」ということを実感しています。それは今取り組んでいる「街かど美術館」。
展示している作品には子どものコメント、作品と同時に「絵の見方」を添えています。
子どもの作品は額に入れ、一度に多くの作品を展示しないということもポイントです。
「街かど美術館」のサブタイトルが「心をつなぐ」です。これ、本当にそうしたいと思っていますし、その方向で動いていくでしょう。
「街かど美術館」の方法で大人が作品を鑑賞すると、中学生に対する認識が変わります。もちろんよい方向に。
残念ながらこれまでマスコミで広められている中学生のイメージは悪いものが多すぎます。でも、子どもの内面に一般の人は触れることができません。
では、子どもの内面に触れるには…それは、子どもの「表現」を受信することです。その具体例が「街かど美術館」です。
絵を見ていてその場に生まれる感覚は「共感」の感覚です。そこには「優しい気持ち」が生まれます。
さらにギャラリートークをすれば参加された方の子どもの絵の見方は変わります。子どもの作品を通して子どもを見ようするようになるからです。
この「街かど美術館」は負担の少ない方法でやります。誰もがやろうと思えば出来る方法を意識しています。
昨日「街かど美術館」を私のところでもやってほしいという依頼がもきました。手応えありです。
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