絵は生きる証…テレジン収容所の子どもたちの絵 |

全道教育研究集会・美術教育の共同研究者である渡辺貞之さん(現在深川市のアートホール東州館館長)が、参加者にとってもかわいらしく、また楽しそうな絵を見せてくれました。
右の花畑をとんでいる蝶の絵やサーカスの絵などです。楽しさそうな絵です。
そして、これらの絵はテレジン強制収容所で子どもたちが描いたものだと知らされました。

収容所の大人たちが絶望的な状況のもと、子どものために画材を集めてきた結果、こうして絵が残っているわけです。
死を前にした子どもたちにしてあげられること。それが絵を描くことでした。
《関連サイト》
☆テレジン 命のメッセージ
☆ 野村路子とテレジン
《関連記事》
☆ 一枚の絵が示す子どもの生
☆ 「私のやってきたことは間違いだったかもしれない」
この記事は2007年4月30日に公開したものです。