次の学習指導要領改定で美術科はどうなるのか?
教科は必修教科として残るのか?授業時間数は減らないという保証などない。
実はいまでさえ、究極に時間が少ない。もう限界に近い。今回の改訂で選択教科は消え、美術や音楽など芸術教は相対的減となった。
美術の時間を子どもに保障するためにも、直前にあわてて、抗議をしても、署名をしても、状況は簡単には変わらないだろう。それは、これまでのことが示している。
だから、具体的な取り組みが必要だ。
研究会も授業研も大事だろうけれど、そのうちの何%かのエネルギーは 教科を残すための具体的な運動論にあてる必要があると思う。
滋賀県中学校美術教育研究大会に私が講師としてお話しさせていただくことになっている。与えられた1時間で講演をし、もう1時間で滋賀の先生と「これから」を考える。非常に貴重な場となるだろう。